脳性まひの少年、取り残され死亡 新型ウイルスで家族を隔離
 
Yahooニュース  より
新型コロナウイルスが猛威をふるう中国・湖北省で先月29日、脳性まひ患者の中国人の少年が死亡しているのが発見された。少年の唯一の介助者だった父親は、新型ウイルス感染の疑いで、1週間前から隔離されていたという。
死亡したのは、ヤン・チェンさん(16)。複数報道によると、ヤンさんの父親ときょうだいが隔離されてから1週間もの間、食事を2回しか与えられていなかったという。ヤンさんの死亡をめぐり、地元の共産党書記と湖北省華家河鎮・鄢家村の村長が解任された。
この出来事は、ソーシャルメディアでトレンドになっている。
■水や食料なく、1人取り残され……
ヤンさんの家族は、新型コロナウイルスのアウトブレイク(大流行)が発生した湖北省の中心部で暮らしていた。
地元メディアによると、ヤンさんの父親は、息子が食べ物や水がない状態で1人取り残されているから助けて欲しいと、中国のソーシャルメディア「微博(ウェイボ)」に書き込んだ。
脳性まひは、幼児期に何らかの原因で受けた脳の損傷による運動機能障害を指す症候群のこと。体の震えや、筋肉の硬直あるいは筋力の低下、嚥下障害、視覚や言語、聴力障害など、症状は様々で、重度の障害を抱えることもある。
当局は以前、ヤンさの死亡について調査を開始すると発表していた。
■感染者数はさらに増える見込み
新型ウイルスをめぐっては、中国国内でこれまで425人が死亡し、2万人以上への感染が確認されている。中国国外では、フィリピンでの死者1人を含む150件以上の症例が確認されている。

世界保健機関(WHO)は、感染者の数はさらに増える見込みだと警告している。
中国当局は、ウイルスの感染拡大を食い止めるため、多数の対応策を導入している。
(英語記事 Disabled boy dies in China after father quarantined)

対策、対応に対してある種の

木を見て
森を見ず

、、、疲弊して見えるはずのものが見えなかったのか、
視野が狭まったのか、
もともと気にしなかったのか、

しかし、現在のパンデミック状態ならば、公助にも限界はあります。

自助の限界が来たとき、インフォーマルな共助だのみになるのも、
災害時は必須です。

紐帯(ちゅうたい)づくりは、日頃からしておく必要があると最近よく感じます。

この事象を自分事として捉え、
このような結末にならないように、
クライシスプランを考えていこうと
思いました。