”なんと、「anti-alcohol complex」サプリがある!” | [虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

[虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

「瞳に涙がなければ魂に虹はかからない」ネイティブ・アメリカンの言葉
「ひとり、燈(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とするぞ、こよなう慰むるわざなる」徒然草

 

 

copilotに質問、
”アルコール代謝に必要なビタミン、ミネラルは?”

アルコール代謝にはいくつかのビタミンやミネラルが重要です。

 

以下の栄養素が特に役立ちます:

  1. ビタミンB1(チアミン):アルコールの代謝を助ける酵素の働きをサポートします。 
  2. ビタミンB3(ナイアシン):アルコールをアセトアルデヒドに分解する際に必要です。
  3. ビタミンB2(リボフラビン):肝臓の機能をサポートし、アルコールの代謝を助けます。 
  4. ビタミンC:アセトアルデヒドの分解を促進します。 
  5. 亜鉛:アルコール脱水素酵素の働きを助けます。
  6. マグネシウム:アルコール摂取によるマグネシウムの排泄を補うために必要です。 

 

 

    保険医薬で処方するとしたら‥

  1. ノイロビタン 3錠
  2. ニコチン酸アミド 200㎎
  3. シナール 2000㎎
  4. ポラプレジンク 2錠
  5. 硫酸マグネシウム 5~15g

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー 

 
(1錠あたり)    B1    B2     B6       B12
ビタダン配合錠   沢井      2錠  50mg   5mg  30mg    0.25mg
ビタノイリン50   武田      2錠  50mg   5mg  30mg    0.25mg
ビタメジン50    第一三共    2錠  50mg        50mg     0.5mg
ノイロビタン配合錠 アステラス 3錠  75mg   7.5mg  120mg     0.75mg

 

「ビタミンB1」に着目した違い

 ビタミンB1とは、「チアミン」とその誘導体の総称のことです。主に神経機能の維持に重要です。例えば「脚気」は、ビタミンB1の欠乏によって起こります。
 3つの薬には全てビタミンB1が含まれていますが、いずれもチアミン誘導体です。


ビタノイリンとノイロビタンとビタメジン~ビタミンB1
 

『ビタノイリン』『ビタダン』に含まれるビタミンB1・・・フルスルチアミン
『ノイロビタン』に含まれるビタミンB1・・・オクトチアミン
『ビタメジン』に含まれるビタミンB1・・・・ベンフォチアミン

 

 『ビタノイリン』に含まれる「フルスルチアミン」は、「チアミン」と比べると消化管からの吸収が良く血液中や臓器内に高い濃度で長時間維持される特徴があります1)。

 『ノイロビタン』に含まれる「オクトチアミン」は、ビタミンB6・B12との併用によって神経炎の改善効果、神経再生の促進効果が高かったことが報告されています2,5)

 5) 日本耳鼻咽喉科学会会報.(2):178,(1967)

 『ビタメジン』に含まれる「ベンフォチアミン」は、「チアミン」と比べると高い血中濃度を維持し、特に心筋・肝臓・腎臓・骨格筋などに高い濃度で維持される、という特徴があります3,6)

 6) Chem Pharm Bull.15(3):295-302,(1967) PMID:6075482

 

 

「ビタミンB6」に着目した違い

 ビタミンB6とは、「ピリドキサール」とその誘導体の総称のことです。主に神経伝達や皮膚の形成、ホルモン調節に関与し、不足するとてんかん、痙攣、貧血、口内炎などの原因となります。
 ビタミンB6は全部で3種あり、アルコール型を「ピリドキシン」、アルデヒド型を「ピリドキサール」、アミン型を「ピリドキサミン」と呼びます。全て、体内で「ピリドキサールリン酸」に代謝されて作用します。


ビタノイリンとノイロビタンとビタメジン~ビタミンB6
 

ビタノイリン』『ビタダン』に含まれるビタミンB6・・・ピリドキサール
『ノイロビタン』に含まれるビタミンB6・・・ピリドキシン
『ビタメジン』に含まれるビタミンB6・・・・ピリドキシン

 

 『ビタノイリン』『ビタダン』に含まれる「ピリドキサール」は、「ピリドキシン」よりも種々の特性を持ち、より活性が高いとされています

 

「ビタミンB12」に着目した違い

 ビタミンB12とは、コバルト(Co)を含むビタミン類の総称です。主にアミノ酸代謝や葉酸合成に関与し、不足すると貧血や神経障害などの原因になります。

 ビタミンB12は、「シアノコバラミン」、「ヒドロキソコバラミン」、「アデノシルコバラミン」、「メチルコバラミン」の全部で4種類あります。


ビタノイリンとノイロビタンとビタメジン~ビタミンB12
 

ビタノイリン』『ビタダン』に含まれるビタミンB12・・・ヒドロキソコバラミン
『ノイロビタン』に含まれるビタミンB12・・・シアノコバラミン
『ビタメジン』に含まれるビタミンB12・・・・シアノコバラミン

 

 『ビタノイリン』『ビタダン』に含まれる「ヒドロキソコバラミン」は、「シアノコバラミン」と比べて体内の貯留性に優れ、効果が持続するという特徴を持っています1)。

 

 

 

 

◆適応症
ビタノイリン・ビタダン:ビタミンB群の補給、欠乏による神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺の改善

              ‥B1長期、B6活性、B12貯留      
ノイロビタン:ビタミンB群の補給、欠乏による神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺の改善

              ‥一番高用量(3錠で)
ビタメジン:ビタミンB群の補給、欠乏による神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺の改善

              ‥B2なし

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーー 

 

結論;
「anti-alcohol complex」に加え、ナイアシン類、Mgはしっかり摂取する必要がある。