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無料版|岸田降ろしがなぜいま吹き荒れるのか? メディアのミスリードが日本の本当の危機を覆い隠す!

 

いま岸田降ろしの風が吹き荒れている。

支持率17%の総理が政権を担っていること自体、おかしいので、岸田降りろの大合唱は当然といえば当然だ。

しかし、メディアは岸田の代わりに石破だ、小泉進次郎だ、河野太郎だと大騒ぎ。

国民は岸田もノーだか、彼らだってノーなのだ。

マスコミのミスリードで混迷を深めつつある総裁選の本当の問題点をジェームズ斉藤が徹底的に解説する!!必見!

ジェームズ斉藤 2024.07.08
 
 

――岸田降ろしが吹き荒れていますが、9月の総裁選はどうなりますか? ジェームズさんは以前から岸田続行と言ってましたが。

 

ジェームズ 依然として岸田さんの続行だと思います。これはアメリカの大統領選のようにトランプ再選で決まっているほど明確ではないのですが、現在の永田町における政治力学を見れば明らかです。いまの日本の政治は、自民党の一党独裁の状態を維持できるかどうかがすべてで、総裁選も自民党を与党として存続できるかどうかしか考えていません。

 

――与党としての自民党の存続を考えると岸田さんしかいないということですか?

 

ジェームズ そうです。これは自民党の総裁選、つまり党内の選挙なので国民は関係ありません。次の総裁は自民党の不可逆的な凋落を遅らせられる人間こそが必要で、そのためにはアメリカ大統領に気に入られることが絶対条件です。いまのように自民党の凋落がすでに取り戻しがつかない状況であれば、なおさらアメリカ頼みですから、アメリカに気に入られる人間しかなり得ないのです。

 

――だから、岸田さんってことですかぁ。なんか本当に情けない話ではありますが(苦笑)。

 

ジェームズ もともと自民党はアメリカのCIAが冷戦時に親米保守の反共防波堤、つまりアメリカの傀儡として作られた政党なので、日本国民なんか見ていません自民党の総裁はアメリカの傀儡になることが最初から期待されているのですから、総裁選のキモはアメリカに気に入られるかどうかがすべての焦点であり、自民党の存続を賭けた戦いであるということはアメリカに気に入られるかどうか、しかないのです。逆に言えば自民党は対米従属しかできなく、いまのアメリカも衰退が激しいとなれば、その凋落は必然です。

 

――確かに僕らは自民党にもううんざりしています。国民としては岸田なんかいらないし、自民党ももういらない、さっさと解体してくれというところですよ。なので、総裁選にしても、もうちょっとまともな人間を出してくれと思っているだけなんですが、それすらもしないですよね。

 

ジェームズ それは無理でしょうね。自民党のキングメーカーである麻生さんにしても、菅さんにしても、「自民党を存在させなければいけない」「政権交代を防がねばいけない」と同じようなことを言ってるんですね、最近。ですから、国民のことなどまったく頭にはありません。

 

――だから、あんな人選になるんですね。いま噂されているのが石破(茂)さん、小泉進次郎、よく知らない加藤勝信さん、あと嘘つきの河野太郎ですからね。

 

ジェームズ 石破さんは国民やメディアには人気はありますが、党内ではまったく人気ありません。昔は水月会という自分の派閥を持っていましたが、今年の2月に政治団体としては解散しています。いまは数人の勉強会という形になっているだけで、これで出たところで当選はおぼつきません。彼がメディアに人気があるのはメディアが言ってほしいことを言うからで、総裁選では勝ちようがありません。

 

――石破さんが自民党内で評判が悪いというのはよく聞こえてきますが、なぜですか?

 

ジェームズ 簡単に人を裏切るので、彼は。国民のために人を裏切るのであれば、それは理解できますが、そうではないので。結局、彼も権力闘争の人ですから。

 

――小泉進次郎も出馬とか言われていますが、勘弁してくださいよ。こういっちゃなんですけど、彼のバカぶりは国民にもうバレていますよ。

 

ジェームズ バレてますね(苦笑)。小泉進次郎の場合、混血の滝川クリステルとできちゃった婚した時点で前途多難になっています。彼の家系も掘り返していけば朝鮮系ヤクザに繋がり「真っ黒な政治家」という正体が浮かび上がります。しかし、どうしても総理になりたい進次郎はいま菅さんにいまべったりくっついて出馬の機会を狙っています。裏を返せば、菅さんは、そんな「訳あり」な進次郎しか頼ることができないということにもなります。そもそも、以前の記事でお話ししたように、菅さん自体が進次郎をしのぐ「訳あり」な政治家なので仕方がないですが(苦笑)。

 

――進次郎を止める人間すらいないのか、自民党にはと思いますね。

 

ジェームズ 党内政治しか頭にない人たちですから、知らんぷりなのです。

 

           〜〜続く〜〜

 

 

 

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