✉ 無料版|「モローン・ラベ!」=取れるものなら、取ってみろ! トランプ有罪判決の正しい捉え方 | [虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

[虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

「瞳に涙がなければ魂に虹はかからない」ネイティブ・アメリカンの言葉
「ひとり、燈(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とすずぞ、こよなう慰むるわざなる」徒然草

遅くなってすみません・・・

ジェームズ斉藤のインテリジェンスワールド <j-saito-sp@theletter.jp> 

メーリングリストの登録解除

2024/06/03 12:05

 

To 自分

速報無料版|「モローン・ラベ!」=取れるものなら、取ってみろ! トランプ有罪判決の正しい捉え方

 

 

先日ついにトランプの有罪判決が出た。昨年12月の時点で有罪になることを予想し、その際のトランプ陣営の対処についてまで伝えていたジェームズ斉藤が、トランプ有罪についての正しい捉え方を披露! 有罪判決にショックを受けた人は必見です!!!

ジェームズ斉藤 2024.06.03
 
 

――かねてからジェームズさんが予想していたようにトランプに有罪判決が出ました。

 

ジェームズ 予想通りですね。収監はおそらくないと思いますが、そこは裁判官の判断ですので禁錮4年などと言われる可能性も排除できません。しかし、実際に禁固刑となるとトランプ弁護団も控訴して最高裁まで持っていくでしょう。当然、有罪を受けたまま選挙戦を行うことになりますが、それはトランプ陣営も折り込み済みです。

 

――去年の12月にジェームズさんも言ってましたよね。「収監されたら刑務所の中から選挙戦を戦って、大統領になったら最初の仕事としてエグゼクティブ・オーダーで自分を恩赦して刑務所からホワイトハウスに入る」と(笑)。

 

ジェームズ 彼らならそれをやりかねませんからね(笑)。ただ、今回は控訴すると思います。去年トランプ関係者と話していた時に言っていたのが「Μολών λαβέ!(モローン・ラべ、ギリシャ語で「来たりて、取れ」の意)」です。

 

――「モローン・ラベ」?

 

ジェームズ 映画『300』の題材にもなった古代ギリシャのテルモピュライの戦い(スパルタ軍300人対ペルシャ軍数十万の戦い)でスパルタのレオニダス1世がペルシャ王の降伏勧告に対して言い放った言葉です。「モローン・ラベ」つまり「取れるものなら取ってみろ!」です(笑)。

 

――オォ! 最初から完全に戦闘体制なんですね(笑)。

 

ジェームズ しかも、いまや流れはトランプですから、「数の多いスパルタ軍」です(笑)。ですから、勝てないわけがないと思います。実際、トランプ陣営ではすべてのシナリオが検討され、いかなる状況でも大統領選を勝ち抜く戦力を整えていますし、士気も高いです。

 

――ところが、日本ではかなりネガティブにこの件を捉えていて、アメリカ人の無党派層が逃げるんじゃないかとか盛んに言われています。

 

ジェームズ その心配はないと思います。アメリカ国民の多くはこの裁判が茶番であることをわかっています陪審員はニューヨークという民主党が強いところからしか選ばれていませんし、ポルノ女優への口止め料を選挙資金と偽ったという罪状も本来は起訴できるものではありません。これはビジネス記録の改ざんという罪になり軽犯罪です。軽犯罪は2年で時効ですからすでに時効は過ぎていたのですが、ほかの犯罪を隠そうとしたと言い出してなんとか訴えただけです。インチキはほかにもいろいろありすぎて最早、裁判の体をなしていない状態でした。

 

――その辺の話を日本のマスコミはしないですからね。

 

ジェームズ それはいつものことですが、アメリカ人は状況をわかっています。こんな裁判、最初からフェイクです。ですから、有罪判決が出てもアメリカ国民に驚きはありません。逆に、「民主党側は本当にこんなことまでするのか。恥知らずな」ということでバイデンに対する逆風が吹いています。その証拠にトランプへの寄付金がたった一日で3480万ドル(54億円)も集まったのです。特に金融系のベンチャーキャピタリストたちが一斉にトランプに献金し始めています。

 

――トランプにとってはメリットだったかもしれないと(笑)。それなら一安心ですが、なんか、日本のメディアではトランプ有罪でピンチになるという感じの報道ばかりだし、トランプを応援するYouTubeを見てても、「本当に有罪になってしまった」「収監されたらエプスタインの二の舞いになる」とか結構、深刻に捉えているんですよね。

 

ジェームズ もちろん、有罪は喜ばしいことでないですよ  〜続く〜

 

 

 

***

無料版はここまでです。ぜひ有料版をご覧ください。

登録する

 

 

過去記事は以下のURLをご覧ください。

 
ジェームズ斉藤の戦略インテリジェンス・ワールド
j-saito-sp.theletter.jp