5月25日発行の「全国保険医新聞」からです。保険医協会はもちろん、マイナ保険証反対の立場です。
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《マイナ保健証のウソ?ホント?》
●「現行の保険証でも受診できます」「保険証持参を」は OK
●マイナ保険証を使うのも、マイナカードを作るのも「任意」。患者さんが 選べる 。
●「マイナ保険証持ってますか?」は OK だが、
「マイナカード作って」は 法令違反 の可能性も。
👉調剤薬局や病院受付で「この機会にぜひ作ってください」などと言われたら、「それって法令違反になりませんか?」と尋ねるとよいです。
●厚労省のマイナ保険証利用促進に医療機関が協力する 義務はない。
●「12月2日から保険証は使えなくなる」は ウソ 。
→12月2日から新規発行が停止される。
今の保健相は12月2日から最大1年間有効。
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だそうです。
とはいいながら、徳洲会グループもマイナ保険証推進の方向で動いています‥(-_-;)。マイナ保険証を使うと控除や確定申告が簡易になる、医療費が20円安くなるなど利用する患者さんのメリットもありますが、マイナ保険証利用率によって病院にも加算が付くのです!(そういう仕組みです‥(-_-;))(👈今後、12月に向けて患者・病院へのお得な特典が、そして紙保険証での損する仕組みが、マイナンバーカードやあの予防接種の時そうだったように、閉店売れ残りセールのようにどんどんエスカレートしていくのでは?と予想するのは私だけでしょうか?)
調剤薬局については、政府から薬剤師会にマイナ保険証を持っている人は毎回それを提示させるよう通達が下りているようです。「偽造による不正利用やなりすましを防ぎ、最新の保険資格を確実に確認できる」というメリットだけに言及した表向きの理由で。病院でも当然その通達は来ていて毎回出してもらうようにとなっているようです。
ただ、マイナ保険証の利用率は極めて低く厚労省が発表した昨年12月の利用率は、4.29%でした。病院・薬局・役場で患者さんたちにすごくプレッシャーを掛けて斡旋してるので、それなりに増えてるかもと思っていま調べたら4月時点で6.56%でした(みんな賢い!)。
保険証の廃止が今年の12月ですし、皆さんがさまざまな不安を持たれているように、その時点でも、まだまだ従来の保険証の人が多いことが予想されます。保険証廃止時点でマイナ保険証を持たない人もきっと多いので、その場合は「健康保険の資格証明書」が発行されます。
そう、「資格証明書」という手もありますしね。