電磁波の科学論文 | [虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

[虹ぷしゅ]nijipushu nijipsych

「瞳に涙がなければ魂に虹はかからない」ネイティブ・アメリカンの言葉
「ひとり、燈(ともしび)のもとに文をひろげて、見ぬ世の人を友とすずぞ、こよなう慰むるわざなる」徒然草

身の回りの電磁波被曝

単行本 – 2019/3/26

荻野 晃也 ()

 

 

 

長谷敏夫 toukyoukokusiadaigaku

5つ星のうち5.0 荻野先生『身の回りの電磁波被爆』

2019426日に日本でレビュー済み

文献紹介  BY Toshio Hase

 

『身の回りの電磁波被曝その危険性と対策』荻野晃也、緑風出版、2019

 

 著者は電気と磁気が相互に関連しながら伝搬している波のことを電磁波と定義して本論を進める。波長の短い電磁波が高周波(マイクロ波)と呼ばれ、電子レンジ、携帯電話に利用されている。放射線は発がん性を持つことが知られている。放射線は電離放射線(電子が原子核から離れてしまう強いエネルギー)を意味するとし、非電離放射線を電磁波として話を進める。放射線と電磁波の人体影響が似ていると指摘される。

 

 今日、携帯電話(スマートフォン、アイフォンを含む)、WiFi、電子レンジ、LED電球、スマートメーター、リニヤ新幹線、スカイツリー、イージス・アショア(大型レーダー基地)、「第五世代」通信システム(無線通信のさらなる拡大)の出現がある。これらの新しい製品が次々と導入され、生活の利便性が追求されている。これらは、電磁波を発生させ動物、植物に何らかの影響を与える。今までにない電磁波が日常生活の侵入し人体に吸収されている。しかもその強度は増大している。

 

本書はこれら電磁波の健康、生命への影響について最新の世界の研究成果を踏まえて、詳細にその危険性を述べる。本書は身近な電磁波を観察対象とする。包括的にその影響に関して科学的知見に基づいて解説を加えた。

 

巻末の資料2は、「携帯電話などの高周波・電磁波の精子・精巣などへの影響」に関する論文225がリストで示されている。ラット、人を対象とした研究であり、

 

その論文のおよそ80%は動物、人間の健康によくない「影響あり」とするものである。

 

さらに資料1の「電磁波による卵・出産・生殖組織などへの影響」は500件の論文が挙げられ、

うち90%が「影響あり」としている。

 

 携帯電話の電磁波による生殖への影響、発ガン性が主要な問題である。携帯電話の使用する高周波は、精子への影響が大きい。日本の基準値の1万分の1の強さの電磁波(携帯基地局からの電磁波)でラットの精子の50%が奇形になった研究を紹介する。(ナイジェリアのオーテイトロジュ論文、2010年)精子数の減少、精子の運動能力の低下、精子の奇形などの報告が多く、人間は「ポケットに携帯電話を入れないように」の警告が英国でなされている。(本書p.168) 

 

 携帯電話電磁波の照射で鶏卵の50%が孵化しないことを示した研究がある。自然界では、携帯電話基地から200メートル以内のシュバシコワの巣にヒナがいない比率が40%、300メートル以遠の巣では3.3%という研究である。(本書、p. 161

 

 携帯電話は頭の近くで使用するので脳腫瘍が心配される。多くの疫学研究から、携帯電話を当てる側に神経膠腫が増加しているとのスウェーデンのハーデル博士の研究がある。(本書p.133

 

携帯電話の長期間使用、ヘビーユーザーの脳腫瘍増加の疫学研究が多くある。また年少の使用者ほど危険が大きい。国際ガン研究所の発ガンの分類を現在の2B「発がんの可能性があるかもしれない」から「2A:発がんの可能性が高い」または「1:発がん性あり」の分類にすべきとの主張が強くなりつつある。(本書p.133

 

 オール電化住宅では、まず電磁調理器が避けるべきものと指摘される。特に妊婦は電磁調理器の利用を避けるべきとされる。流産のリスクが高まる。

 

 LEDは青色光線による目の障害と発がん性が問題である。電気暖房システムは、床の下に電気ヒーターを敷くので、磁界、電解が強く問題である。

 

 日本では電磁波に対する知識が十分に普及していないことがまず問題であるとの著者の指摘は正当である。マスコミが電磁波の危険性の報道を控え、政府は安全性を強調する。原子力発電にかんしては「原子力村」があるなら、電磁波に関しても同様な現象がある。多額の寄付金、研究費が巨大企業から流れ、多くの報告書は「影響なし」となる。日本では電磁波の人体影響の研究が少ない。子供の携帯電話使用にたいして世界一寛容になっている。

 

 それでは電磁波を避ける方法があるのか。著者は4つの避け方を提示した。

(1)発生源の場所、強度を知ること

(2)発生源から出る電磁波を弱くする

(3)発生源から距離を取る

(4)途中から減少させる、すなわち遮断。

 

 著者は予防原則に基づいて安全性を確認してから開発、利用を進めるべきことを強調する。蓋し当然である。現実はメーカー側、国が十分な科学的根拠に基づかないで推進してきた。

リニア新幹線、LED、スマートメーター、地下電線を埋没を浅くするなど電磁波被曝を増やす日本政府の政策が進んでいる中にあって、科学的根拠をもってこれを批判し警告を発しているのが本書である。

 

著者は1973年8月に提訴された伊方原発設置許可取り消しを求める行政訴訟に原告側の特別弁護人として地震により原発が事故を引き起こすことを証言された。その後、電磁波問題に深く関わってきた。その集大成が本書である。

 日本で電磁波のリスクに対する関心、知見が少ないこと、まともな電磁波の影響の研究がないこと、電磁波の強度が増大していること、規制が世界一ゆるいことと事態は深刻である。

 

 なお著者は、携帯電話を所持していない。携帯電話中継基地の町内での立地も断った。

固定電話とパソコンで連絡をしている。

 

 

 

今まで、起きて鼻の左右を指圧したり、脇に缶を挟んで炎症を抑えるようにしていましたが、40分ほど治まるのにかかりました。

しかし、顔を洗う時に手を濡らしてアーシング(電子レンジや洗濯機にの端末で) を15秒するだけですぐに治まるのには驚愕しました。

また家内も同様で目が覚めると身体中が痛くなるので悩んでいました、これもすぐに治まるので驚いています。

 

不妊に関しては、卵子にはミトコンドリアが10万個多く、これを増やすのが重要とのことです。其処で体内静電気からの、放電が活発になればなるほど、細胞が傷つき、酸化して、働きが低下するとのことです。

 

ミネラル豊富な食事で体内静電気を効果的に抜けるとのことです。海藻類主体の「重曹の海藻スープ」などで体内静電気を効果的に抜こう。

私の考案した方法は簡単で自作の「酢昆布」です。

スーパーで買った「らっきょの酢漬け」この残り汁にだし昆布を1センチ角にカットして入れて置くだけです。半日もすれはヌルヌルして便通にも良いです。

 

「不思議によく効く11円療法」伊藤 修

 

「不調を癒す《地球大地の未解明》パワー アーシング すべての人が知っておくべき重大な医学的真実!」クリントン・オーバー ()

ここでもアーシングで不妊が治ったとの記事があります。

 この本を訳したエハンのyou tube 動画 動画「アースリング・スクール 4日目 Vol.2「エハンの基礎健康法」」

 

「第21回 アーシング体験セミナー 2017/03/26」 

 

「鉄理論=地球と生命の奇跡」矢田 浩

「鉄は魔法つかい 」畠山 重篤

 

関連本

「鉄学 137億年の宇宙誌」宮本 英昭

「元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち」吉田たかよしの66ページは必見

 

you tube 動画「長沼毅 宇宙は鉄をつくる為に存在している?」 が面白いですよ。

 

を読んだり見たりして地球が磁石でありそのアースの重要性がわかりました。

最近では私は畑の育苗でも鉄粉を混入して発根を促すことでその効果を実感しています。

もっと多くの医学書や健康本で取り上げるべきだと思います。

大人も子供ももっと海や川で大地に触れて生活すべきでしょうね。

 

 

新 電磁波化学物質過敏症対策 (プロブレムQ&A)

単行本 – 2020/2/19

出村 守 (監修), 加藤 やすこ ()