吉田松陰の夢

夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。

吉田松陰

今年のNHK大河ドラマの主人公は吉田松陰の妹だが、どんな人か知らない（笑）。
世田谷の松陰神社も年明けからえらく混んでいたので行くのはやめた。
で、松陰の言葉を。

明治維新を成し遂げた幕末の志士たちに教えを授けたのが吉田松陰だが、松陰は30歳の若さで亡くなっている。坂本竜馬、西郷隆盛といった傑出した人物たちは、みな30代で亡くなっている。肖像画を見るともっと年をとっているように見えるが、その意味で相当濃い人生を歩んだのだと思う。

そうした偉人たちに20代で教えを授けたんだから凄い。明治維新を見ずに散ってしまったのは残念だっただろうが、彼の意志を受け継いだ人たちが、ちょんまげの時代を終わらせ、現在に続く日本の礎を作ったのだから、松陰の「夢」は実現し、彼は十分にその役割を果たしたのだと言えよう。

今から150年前のサムライの時代に、「夢」を語っていた。
もう、それだけで凄いと思いませんか？

（2015年1月7日記述）