祝!山下達郎「クリスマス・イブ」40年連続ランクインのギネス記録更新
祝!山下達郎「クリスマス・イブ」40年連続ランクインでギネス世界記録™に再度公式認定!! 2025年も”山下達郎の日”がやって来た。今年はめでたい「クリスマス・イブ」の1987年のオリコンシングルランクインからの前人未到の40年連続でのランクインでギネス世界記録に再度公式認定された。もはやこの記録を破る日本人アーティストは登場しない。長く続けることにも意味があるが、第一線で活躍し続けられたことには頭が下がるだけである。 オリコン2026年度の第1週目となる12月15日発表の最新12/22付「オリコン週間シングルランキング」に、「クリスマス・イブ(2025 Version)」が、週間売上1.5万枚で、5位にランクイン。1987年度から続いている「週間シングルTOP100入り連続年数」記録は、「40年連続」に更新された。もちろん筆者も発売日の12月10日にCDとレコードの両方を買いに言った。 毎年のように書いているが、いったい家に何枚の「クリスマス・イブ」があるのか分からない(笑)。シングル・レコードだけでも黒盤、白盤、今年のジャケット違いなどがあるし、カセットもある。CDシングルはもはや何年発売のものか分からなくなっている(笑)。こういうバカなファンがギネス記録を支えているのである。 1983年6月発売のアルバム「Melodies」よりシングルカットされた「クリスマス・イブ」は、1983年12月に初めてランクイン。1987年度に再びランクインして以降、2025年度までの39年間にわたり、毎年オリコン週間シングルランキングTOP100のランクインを継続していた。1988年にJR東海「X’MAS EXPRESS」CMソングに起用されたことで、一度は途切れたCMでの使用も再び復活し、日本のクリスマスシーズンには欠かせぬ定番曲となった。 「クリスマス・イブ」の「週間シングルランキング」TOP10入りは、今回で10度目だ。加えて、前々年の9位(2023/12/25付)、前年の7位(2024/12/23付)に続き、3年連続の週間シングルランキングTOP10入りも記録している。「クリスマス・イブ」の3年連続のTOP10入りは、1991年度以来35年ぶりとなった。 そして、この「40年連続」という輝かしい記録が、この度ギネス世界記録に再度公式認定された。認定された記録カテゴリーは「Most consecutive years to appear on the Japan single chart」(「日本のシングルチャートに連続でチャート・インした最多年数」)である。 2015年に30年連続ランクインを達成して、翌2016年にギネス世界記録として公式認定されていたが、山下達郎デビュー50周年という節目の年に、改めてこの世界記録が公式認定された形となった。これは決して偶然ではないと思うし、竹内まりやが45周周年で、今年はツアー最終日に見に行った。 山下達郎は若いファンが増えてもはやファンクラブの会員ですらチケットが当たらないという迷惑な状況になっている。そのおかげで「Let's Dance Baby」でのクラッカーを鳴らすタイミングを本人が指導するまでの酷い状況になっている(笑)。若い方はしっかり事前にチェックしてからコンサートに来ましょう。 日本のポップ史に輝くこの悲しいクリスマスの名曲は、今年も全国各地の悲しいクリスマス・イブを迎える人たちの心のなかに彩りを与えることだろう(笑)。