〈ペタペタ〉と器用に歩くペンギン、多くの人生を運ぶ鉄道、失ってはいけない物を預かるなくしもの係。特別ではない毎日の中に特別ななにかはある -霓ノ霄あめ-
表題:ペンギン鉄道なくしもの係
著者:名取佐和子
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結論を言います。
ペンギン、めちゃめちゃかわいい!これでもかっていうくらいかわいいの!ペンギン欲しくなりました笑噛めば噛むほど味がでるって言う言葉ありますよね、ほんとこれがそうなんですよ。
読めば読むほどペンギンの可愛さが増しに増していきます。そして物語も同じく、一章から二章、三章と読めば読むほど作品のおもしろさが増しに増しすんですよね。
なんだか滅入るようなことが多くてシンドくて枯れそうな気持ちになることってあるじゃないですか?でもずっとヘコタレてるわけにもいかない。でも【ペンギン鉄道】を読んだら〈クスクスッ〉っと自然に口元がほころび、目尻を笑わせてくれる。そんな温かくて優しい作品なので、オススメです。
続編にあたる【ペンギン鉄道なくしもの係 リターンズ】も同時に読んでほしいところ。おもしろさだけでなくペンギンの可愛さもさらにアップデートしてて、めちゃめちゃおもしろいのでぜひ。
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