妹は発症後、しばらくは集団登校が出来ていた。

ただ、登校班のみんなと同じ早さで歩くことがだんだんできなくなり、登校班の列の定位置からやがては列の最後尾に並ばせてもらっていた。

そして妹は体調が悪くなった場合のことを考えて私の付き添いなしで登校することを不安がったため、私も一緒に登校し、教室まで見送った。

これは集団登校が出来なくなって、遅刻して登校するようになってからも同じだった。

下校は集団下校ではなかったが、やはり妹は体調が悪くなった場合のことを考えて不安がったため、私は学校の正門まで迎えに行き、一緒に帰った。

このように、発症後妹が登校した時は、私は妹の登下校すべてに小学校卒業まで付き添った。