お盆休みはハイキング友達のH子と、1泊2日で富士山へ行ってきました
と言っても、ご来光登山ではなく、五合目までバスで行っての周辺ハイキングです
火口は頂上だけでなく五合目にもあり、300年程前の宝永大噴火によって出来た「宝永火口」です。
バスを降りて砂利道を歩きながら進むと、幅一キロにもなるすり鉢状の火口が見えてきます
赤い岩肌や溶岩が流れた岩脈など、いかにも「火山」と言った感じで、このような景色は始めてみるので圧巻
ところどころ植物が咲いており、地肌と不似合いなところがなんとも不思議で、まるで火星のよう(火星がどんなのかは知りませんが
)
軽いウオーキング程度と聞いていたけど、ごろごろの石の上や坂道を歩き、結構な運動量でその夜は2人ともバタンキューでした
翌日は自殺の名所、青木ヶ原樹海のハイキングです
噴火によって流れた溶岩流上に発達した原生林が、富士山麓に広がっていて、じめじめと苔の上に伸びる木々が、特殊な景色を形成しています
今までのハイキングコースでは見られない景色にワクワクして、ガイドさんの話を聞きながら進みます。
ガイドさんが居なければ、道に迷うこと間違いなし
気持ちの良い森林浴を体験した後は、風穴と氷穴の見学です
噴火によって流れ出た溶岩が徐々に冷めて収縮する際、内部のガスが噴出した後に残った空洞が、この鳴沢氷穴だそうです。
冷蔵庫の無かった時代、使用されていた氷の貯蔵庫。
中の温度は0℃。 寒い寒い
穴から上を見上げると、
この景色も最高
今回、日常では見られない景色を堪能し、思った以上にハイキングも楽しめたので、たった二日間だけどとても良い思いでになりました
ただ、写真でもおわかりのように、富士山の写真が一枚も無い
そう、ずっと霧が濃く、どこから見てもまったく見れなかった富士山
雪がかかったあの、誰もが写真では見たことのある富士の姿。 中腹まで行きながら、 まったく見れなかった~