浜岡原発停止、そして原発政策は—— | 虹のカヤック隊

浜岡原発停止、そして原発政策は——

関東に来ています、TJです。

7日渋谷での「原発やめろデモ」に参加してきました。一万人以上?はいたでしょうか。
音楽ありの参加しやすい雰囲気で、参加した人たちは思い思いに脱原発をアピールしていました。(下に映像があります)

今、原発政策が大きく揺れているのを感じます。

一昨日の9日、経済産業省への「おつかれさま浜岡原発」の署名提出に同行しました。
浜岡原発は日本一危険な原発と言われています。近い将来起こるであろうと予想されている東海地震の想定震源域に建っているからです。
福島原発の事故後、全国各地から浜岡原発の停止を求める署名が提出されましたが、今回の「おつかれさま浜岡原発」は原発の停止が決まる前の最後の署名提出になったのではないかと思います。
(9日午前に提出され、午後に中部電力が停止を決定しました。)

今回の署名を中心になって集めたのは一児の母でした。
子供を守りたいという強い想いが彼女の背中を押しました。ぜひ彼女たちの想いを聞いてください。




停止をするのは定期検査中の3号機、稼動中の4、5号機です。(1、2号機は廃炉が決まっています)。停止期間は、防潮堤が完成するまで(中部電力は2~3年を目指す)としています。

防潮堤ができても安全と言えるか甚だ疑問を感じます。
再び地震・津波が来た時に、「想定外」をくり返すのではないでしょうか。

福島原発の事故を受けて、私たちの選択が問われています。

エネルギーのあり方や暮らしそのものが見直されるべき時に来ているのだと思います。
とりわけ多くの犠牲の上に成り立つ原発政策は改めるべきでしょう。

(以下、テレビ朝日ニュース)



菅総理大臣は、福島第一原発の事故を受けて、2030年までに原子力発電の割合を50%以上とするなど、原発の推進を打ち出したエネルギー基本計画を白紙から見直す考えを示しました。

 菅総理大臣:「従来決まっているエネルギー基本計画は、いったん白紙に戻して議論する必要がある」
 そのうえで、今後のエネルギー政策は、原子力や火力以外にも太陽や風力など「再生可能エネルギー」や「省エネ社会の推進」の2つの柱を加える考えを示しました。また、菅総理は「事故を防げなかった責任は東電とともに政府にもある」として、来月から事故が収束するまでの間、総理大臣としての歳費を返上する考えを明らかにしました。

東京 渋谷で脱原発デモに1万人超