現地田ノ浦での直接行動に参加希望されるみなさまへ | 虹のカヤック隊

現地田ノ浦での直接行動に参加希望されるみなさまへ

現地田ノ浦での直接行動に参加希望されるみなさまへ

日々、虹のカヤック隊へのご支援と賛同ありがとうございます。

以前、田ノ浦での直接行動への参加呼びかけを虹のカヤック隊からさせて頂きましたが、少し現地の状況なども変わり、改めてお願いさせて頂きます。

激しい阻止行動が繰り返された上関・田ノ浦の海でしたが現在は作業台船も現地海域を去り、陸域の部分的な工事は進めてはいますが緊急的な阻止行動の可能性は低くなりつつあります。
地元を始め全国から集結した信頼のおける虹のカヤック隊の仲間も現在10名前後が田ノ浦と祝島に別れて常駐し長期での直接行動を継続しています。

1月6日より祝島のお母さん方の派遣部隊も加わりより厚みの加わった直接行動が展開されています。
毎日のように田ノ浦に座り込みを継続していたカヤック隊のメンバーも交代での出動が可能となり、少しは余裕もできてきたので、今後は現地の広報活動にも力を入れたり、祝島のお手伝いや、いくらかは仕事に戻れる日も出来てくることでしょう。

この問題をより大きく広めたいという想いもあり、カヤック隊として現地行動への参加呼びかけをこれまでしてきたことで今後予測される長期間に渡る直接行動も可能となりました。みなさんの勇気ある行動に本当に感謝いたします。

今後も上関原発問題を広く世論に訴えるべくカヤック隊の活動は継続して行いますが、今後は直接行動の体制も少し変化するということもあり、カヤック隊として田ノ浦のログハウス宿泊などの受け入れをする態勢が難しい状況になりそうです。

もちろん現地田ノ浦はみんなの海、みんなの浜。そこを通る道も農道でだれでも通行できます。
現地を訪れたり、滞在されることはみなさんの自己責任において自由です。多くの人にこの豊かな自然を体感してもらうことはこの愚かな原発計画を認識してもらうことにも繋がる大切な行動です。
もし滞在を希望される方はまず、テントや食料、水などを各自持参されて行動されることをお願いします。

現地田ノ浦での原発反対運動は28年間という長い年月の中、祝島の孤軍奮闘の現地行動により、いまもなお海はそのままにあります。「ただ海を守りたい」というカヤック隊のまっすぐな想いが祝島の方々に直接響いたのかもしれません。
「カヤック隊の行動は祝島の意思と一緒だ。」と多くの島民の方から嬉しい言葉を頂いています。とても光栄なことです。
以前にも何度も書きましたが虹のカヤック隊の行動は祝島の行動に対する賛同と協力です。
まず祝島の意思を理解することから虹のカヤック隊も始まりました。
田名埠頭から毎日のようにカヤック隊のメンバーはお互い話し合い祝島の方と交流を続けました。
そして今があります。

現地を訪れる方へのお願いは、まず祝島へのリスペクトとこれまでの行動に対する感謝の気持ち。
祝島の人々がいなかったら田ノ浦には原発という巨大な負の遺産がすでに建設されていたことでしょう。

僕達が今、こうやって美しい海を見続けられるのは、これまでの祝島と原発反対運動に関わってこられた地域の勇気ある人々の尽力のおかげだと思います。

それを理解して頂ければおのずと、動きべき行動が見えてくると思います。
虹のカヤック隊一同、田ノ浦の海でみなさんと交流できること楽しみにしております。


以上、よろしくお願い致します。


※虹のカヤック隊への問い合わせ等は 原 090-6843-9854までお願い致します。



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