🌟2023.4月〜真二大学生活準備
真二の大学生活に向け、洋服を買い足す必要が出てきた
私服は数着しかなかったし、少しは自分で選んでオシャレしたいだろう…
と、私は思い
真二と相談し、家族4人で近場のアウトレットモールへ行くことになった
とても久しぶりの家族全員でのショッピングであった
一太が心配であったが、もう20歳だし成長しているだろうと期待していた
春休みではあったが平日だし、一太の苦手な混雑も避けられる、と考えた
甘かった……
シェアカーを借り、意気揚々と到着
そして、最初の店でやらかしてしまった
真二は、ウキウキしながら
「コレもいい?ソレもいい?」
と、次々に服を選んでいく
目論見通りに、ショッピングモール自体はすいていた
が、その店舗は人気らしく、混んでいた
真二が時間をかけるほど、段々と一太がイライラしてきたのだ
「外で待っててもいいよ」
と一太に声かけすると
「わかった」と外に出ていった
夫がみていてくれればよいのだが、自分の服を選んでいて全く役には立たない
真二はじっくりと服を選んでいた
ようやく複数絞り込み、レジに二人で向かった(決済は私💦)
そこから、また時間がかかった
レジは混んでいなかった
しかし、
「会員証はお持ちですか?」
「アプリで…確か…」
割引価格になるのだ
けれど、暗証番号を忘れてアクセスできない💦
何度も試して、諦めた
店員「では、ご本人が新たに入会するのはいかがですか?」
わー早く言ってぇ~
そして、真二の入会手続きを行った
次に決済
店員「こちらのモールのカードだと更に安くなります」
あるけど、あるんだけど、もう〜どこ〜💦
そこへ夫がやってきて
「一太がもう無理」
と告げた
ためだ、急がないと
いつものカードで決済し、包むのを真二に待たせ、私は一太の元へ向かった
……店内にいた
「なんでだよ…なんでだよ…」
何やらイライラしながらブツブツ言い、人から避けられている
「一太、終わったから、一緒に外で待とう」
「おせーよ!どんだけ買いもんしてんだよッ!」
ダメだ、目つきが違ってきてる
次の瞬間
「ウワーッ!」
叫びながら外へ飛び出して行った
叫びながら飛び出した勢いで、通路にいた人たちを驚かせてしまった
そして、持っていた長傘で(雨天だった)外の中庭にある植え込みを叩きだした
「やめてッやめてッやめなさーいーッ!!」
一太を慌てて抑え込んだ
枝が何本か折れてしまっていた
周囲からは何事か?と好奇の目が集中していた
まあ大抵は、見ぬふりをして通り過ぎてくれた
(1人、横に来て「もう、びっくりしたなー」と何度もしきりに言ってくる若い人がいたが、同じ匂いがしたので、スミマセンと謝りほっておいた)
そこへ、真二と夫がやってきた
夫は私と一緒に、一太を落ち着かせようとした
そうして、罵詈雑言の叫びがやみ、落ち着いてきた頃
真二が消えた…
つづく
🌞2024.5月
この事件は、しばらくは私自身ダメージが大きく、こちらに書き込めませんでした
真二への完全な子離れを意識した出来事となりました