ビザ申請、保険の手続き、不動産関連など、多くの手続きを夫がしてくれていたので私は子ども全般を担当していました。

今回は幼稚園申請までの流れをお伝えしたいと思います。



1番最初に子どもの渡仏準備でしたことは、髄膜炎菌とおたふくの予防接種でした。日本だと任意なこれらの予防接種、フランスの幼稚園に入園するためには必須とのことでした。

(日本で受けずに、フランスで母子センターのような場所で受けると無料で受けられたらしいのですが、到着してからのバタバタ度を考慮すると自費でも日本で接種していく方がベターかと思います)


それらの予防接種を終えてから、母子手帳と戸籍謄本の法定翻訳を出しました。

(法廷翻訳を頼まず、手書きで作成もOK!)



幼稚園申請のための必要書類としては、

①家族手帳

②親権者証明書

③出生証明書

④予防接種証明書

⑤パスポート

⑥賃貸契約書とガス電気代請求書(or住居保険証明)


①②に関しては戸籍謄本

③④に関しては母子手帳

(両方フランス語翻訳版)でOK

⑥に関しては、その地域に住んでいるという証明と、どの幼稚園になるかの判断のため必要で、契約する不動産が決まり次第貰えるもの。




以上の書類を渡仏前に準備します。



その後の流れ(と、実際の体験談)

①ランデブー(事前予約)をとる

②渡仏後、書類を持って申請へ

③園に面談予約

④面談

⑤入園


詳細↓


①市のサイトにて、幼稚園申込のためのランデブー(事前予約)をとる

※ここまでは日本でできる。というより、ここまではしておいた方がいい。ランデブーを到着してから取ろうとして、予約がいっぱいで幼稚園開始日をすぎたタイミングしか予約枠が空いていなかった(ここは後述)


②渡仏後、幼稚園申請の場所へ行き、これらの書類を提出。その場で、園の情報が記載された用紙をもらう。

※前述した通り、この申請のためのランデブーの日にちが幼稚園開始から2週間後まで取れなかったこともあり、直接その場所まで足を運びお願いする。2度断られ、3度目の正直で「書類は全部揃っているし、ネットで予約もした。でも予約を取った日では、もう息子の幼稚園も夫の学校も始まってしまっている。」と交渉し、受け付けてもらえることに。

フランスでは、人によっても、その人のご機嫌によっても変わることが多いので、ネバーギブアップ!精神が大事だと学ぶ。


③園にメールor電話で校長先生と面談

※新年度ということもあり、先生たちも忙しかったのか返信が来ず、ここでも直接園まで行くことに。固く閉ざされた門に、何が書かれているかわからないほど字が薄くなったインターホンを前に、押してみるとインターホンで話す女性はもちろんフランス語。英語で返すと何の応答も返ってこなくなりました。笑

もう一度インターホンを押すか?と、立ち尽くしていると「こんにちはー!にほんごはなせます!」と話しかけてくださったムッシューに助けていただき、無事翌日午後に面談することができました。


④校長先生と面談

面談にて、聞かれることは決まった内容なので、事前にある程度準備して臨むこともできます。

私はしませんでしたが、不安であれば日本人通訳さんがいらっしゃる場所では予約し、同伴していただくこともできるそう。

また、面談をしながら園内の全ての場所を説明してくださいました。

面談内容についてはまた別の記事にて書きます。



(ほとんどの園がフランス語しか難しいみたいです。息子の通う園に関して、校長先生はフランス語でしたが、担任の先生は英語を話してくださいました)


⑤入園

翌日から登園。不安そうにリュックの端の紐をギュッと握りしめて門が開くのを待っていました。

最初の2週間は慣らしのため、担任の先生が来る8:30までは親も中に入っても良く、私が教室から出ると号泣して追いかけてくる息子。

胸がしめつけられる思いで教室を後にしました。



今日はこのあたりで

A bientôt 🫶🏻