氷上の猫リーナ

氷上の猫リーナ

大人の趣味であるフィギュアスケート、バレエ、ピアノについて、また日々の出来事について気まぐれに綴ったブログです☆

大人からバレエを始めて早12年。
パドドゥなんて自分には縁のないものと思っていましたが...

機会に恵まれ初めて挑戦してきました!
演目は
ジゼルより~ペザントのグランパドドゥルンルン
アダジオだけと思っていましたが、主催の先生から、せっかくなら全部踊った方が勉強になるよーと言って頂き、
そりゃそうだけど体力も実力も伴わないのに無理じゃないか~??
と思いながらも、グランの方向でリハーサルが始まりました爆笑

お相手の先生は1年ほど前からアダジオクラスでお世話になっているT先生。
友人の教室でアダジオクラスを受ける機会があり、そのおかげもあって今回のお話が実現することになりました。
日頃からレッスンして頂いている先生に担当して頂けたので、安心感はかなりありましたキラキラ

リハーサルは前日のゲネを含めて10回。
最初の1回は振り移しでした。
ペザントにも色々バージョンがありますが、今回挑戦したのはロイヤルバージョン。
難しいリフトなどはありませんでしたが、何せアラベスク三昧!笑い泣き
この振り付け家はアラベスク大好きだったんですかね?とT先生が言うほどアラベスクばっかりでした(笑)
先生からあらかじめ動画を頂けていたので、振り移しは焦らずに受けられて良かったです!
だいたい同じ流れのABTの動画がYouTubeにあったので参考に貼り付けます♪
ペザントは男性ヴァリエーションが2回、女性もコーダのソロが長いのでヴァリエーション2回踊っているような感じで結構体力勝負ですアセアセ笑い泣き
女性ヴァリエーションは動画のバージョンはアレグロ過ぎて難しいので子供もよく踊るベーシックなバージョンで踊りました。

アダジオ、動画を見て覚えたのと実際組んで頂いて踊るのでは大違いで、一人で踊る時と二人で踊る時では同じパでも勝手が全然違いましたびっくり
特に苦戦したのはアントルラッセです!!

プリエで踏み込んで前足を振り上げたら、小さなリフトをする感じで男性が持ち上げてくれてアントルラッセをするのですが、ターンした後に上半身が起きて反ってしまってはダメで、少し前傾姿勢になって上から男性を見下ろす感じになるのが理想とのことでした。
前傾姿勢に入れると男性と目が合うはずなのですが、私、男性にぶつかるんじゃないかと踏み込む位置が遠くなかなか真上にあがれず、先生から「反ってる」「目線が完全に上を見ちゃってる」「目線が泳いでる」などと毎回注意されていましたアセアセ
あるリハの時に、「全然見てない!それじゃ二人で踊っているのに喧嘩しているみたいですよ。」「ペザントはジゼルという暗いバレエの中で明るい場面なんです。幸せな二人ですから、そういう所も意識して雰囲気を作れるといいですね。」と言われたのがとても印象に残っています。

そこからジゼルのDVDを見直し、どんなシーンで周りには誰がいて、どんな気持ちでどんな表情で踊るのかを、もう一度考え直しました。
踊りに詳しい友人から振り付けに台詞をのせてみると良いとアドバイスして貰い、主要なポーズに台詞をのせてみるという自主練もしてみました。

葡萄収穫祭で賑わっているお祭りムードの村。
ジゼルの家の庭に村人たちが集まってきています。
ジゼルが村人に囲まれながら想いを寄せるアルブレヒトと母親に見守られて可憐に踊ったあとに、ペザントの踊りが始まります。
結婚を間近に控えた幸せなカップル。
村一番の踊り上手な二人。
みんなの前で踊りを披露することになりました。
ジゼルとは幼馴染み、きっとジゼルのお母さんも暖かく二人を見守っていることでしょう。
村人たちもみんな祝福してくれています。
そんな中で踊るペザントの踊り。
その時の娘の気持ちは?表情は?
きっと幸せ一杯で、大好きな彼と一緒に踊れる事が何より嬉しいはず。
顔馴染みの村の人たちに祝福されて、感謝の気持ちを伝えたいはず。
と考えたら以前よりイメージが具体的になりました。
(DVDを見直してイメージしたストーリーなので細かい設定が違うかもしれませんがご容赦下さい...m(_ _)m)

その後のリハでは目線のことをあまり言われなくなりました!!
自然と相手を見られたのかもしれません。
気持ちから入るといいますが、バレエでも役を理解して気持ちを作るのが大事なんだなと思いました。

ちなみにソロヴァリエーションで上手方向にピケパッセで手を差しのべる所は、ジゼルのお母さんに向かって、いつもありがとうと言っている設定にしてました(笑)
そこにいる人が誰かによって、同じ挨拶でも感情の込め方が変わってくるというのも勉強になりました。

今までコンサートでソロヴァリエーションを踊る時も、役柄を理解して周りの情景を思い浮かべながら踊るように意識していましたが、実際に一緒に踊る相手が舞台にいると、踊りのイメージが具体的になって表情などは作りやすい気がしました。
二人で呼吸を合わせながら一緒に舞台を作り上げる...というのが、パドドゥの醍醐味なのかもしれませんね!照れ
難しかったですけど、本当に貴重な経験をさせて頂きましたキラキラ

8月から始まったリハもあっという間に進み11月。
9回目のリハは3組で広いスタジオを借りて衣装付きで踊りました。
最後に肩に乗るリフトがあったのですが、衣装だとチュールが滑りやすくて、だいぶ勝手が違いましたアセアセ
衣装を着ると感覚が結構変わるので慣れておくのも大事です。
広いスタジオだといつも以上に疲れましたガーン
舞台に乗ったら体力持つんだろうか...と改めて不安になってきましたショボーン

さて、残すは前日リハと当日のゲネ&本番のみ!!

長くなってきたので後編でまた書きたいと思いますウインク





















友人が、ロシアのバレエ学校のドキュメンタリーがとても良かったと録画したビデオを見せてくれました。
「バレエの王子になる」
ワガノワバレエ学校で卒業間近の男の子4人を特集した番組です。
校長はボリショイバレエ団で長年プリンシパルを務めたニコライ・ツィスカリーゼ。
ものすごく怖くて厳しい!!
でもそれ以上に愛が深く生徒思いの優しい先生でした。
厳しい言葉の端々に優しさが滲んでいてジーンと心に染みました。

成績校内トップ、表現力豊かなミーシャ。
日本人の母をもつ努力家のアロン。
長身で手足が長くモデルのバイトもするキリル。
成績校内2番、笑顔が可愛く少しシャイなマルコ。

それぞれにバレエにかける想いがあり、向き合っている壁があり、ドラマがありました。
持っている才能も、長所も、欠点もそれぞれで、恵まれた体型があるからと言ってバレエが踊り続けられるわけではない...

校長先生が、努力!努力!努力!と連呼しているのが印象的でした。

才能の塊のような生徒が集まっている学校だろうに、何より大切なのは努力とは。

そしてアロンの言葉がとても印象に残りました。アロンはバレエダンサーとしては身長が低いというコンプレックスを持っていましたが、努力で壁と向き合い、高いジャンプを手に入れ飛躍的に成長してきました。

そのアロンが最後に言っていたこと。

生まれながらの才能があっても情熱がなければ踊り続けられない
情熱を持ち全力で努力すれば僕は遠くまで跳べる

ウルウルしちゃいました。
なんて素敵な言葉!

その言葉の通りであることを証明してみせたアロンは本当に素晴らしかったです。
達成したい事があれば、壁があっても情熱と努力を惜しまないことが大事...。
何事にも言えることかもしれませんね!



バレエコンサートに向けて練習中。
衣装が届きました✨


ワインレッドが大人可愛い衣装です♪
初めて踊ったバレエのヴァリエーションはペザントでしたバレエ
その頃よりも成長出来ていると良いなぁ照れ

あと少し。
頑張ります!!