はじめまして前田です
長く海外支援や、地震等の国内緊急支援のNGOでさまざまな役割を担い、活動。 → →
現在、その経験から、起業しました。
新たなチャレンジを綴っていきます!
(前回の続きです)
私は、クッキーを入れたバッグを幾つも抱え、
自主映画の上映会場を廻った。
映画のラストシーンは、あの、避難民テントに暮らす、アフガニスタンの子供たち。
映画を見終わって、シアターから出て来るお客様に、
私がクッキーを並べて、
「アフガニスタンに井戸を掘りたいんです」と伝えると、
皆、自ら手を伸ばして、快く購入して下さった
購入したクッキーをその場ですぐ、お子さん達が召し上がる
「美味しい!」「もう1個買います。」「レシピが知りたい!」と、嬉しい反響がやまず、一家族で複数買って下さる。
(レシピは、都度、惜しみなく、お伝えしました^^)
普通、上映会は、同じ県内で、連日行われるので、
そういった場合は、最初の数日で
沢山持参したクッキーが、全て品切れになる。
それを見た監督が言った。
”「映画を上映してくれる主催者の方々」に
声をかけて、みんなでクッキーを焼く会”
を開いたら、ええやん。
想いのある人が多いから、場所、貸して
くれるんちゃう?”
えーー
「みんな、お忙しいだろうに。。
クッキーを一緒に作ったり、会場まで貸して下さる方、
本当にいるんだろうか・・・・?」
私は気が引けたが、
監督の言う事なら・・と
ダメ元で、主催者の皆様のメーリングリストに
お願い文を作って、投稿してみた。
・・すると、あっという間に、手が挙がったのだ。
沖縄上映の際は、
沖縄で開業している、地元で人気のお菓子屋さん
が手を挙げてくれて、何階にもわたって、オーブンが敷き詰められた、プロの厨房で、私は、沢山の方と一緒に
クッキー作りを行う事が叶ったのです・・。
そして、ありがたい事に、その作ったクッキーは、次の上映会場で全て売れていく・・
沢山の方々に援けられ、井戸掘り資金は、
ちゃくちゃくと溜まっていった。
全国を飛び回る内、監督からこんな趣旨のお言葉をいただいた。
「映画が反響が良く、映画を見た、多くのお客さんが、(世の中のために)何かしたい!と思ってくれている。
僕たちも、この映画をきっかけに、今後、NGOを作って、さまざまな支援活動をさらに継続したい。
しぶきは、アフガニスタン担当として、井戸を掘ったら?」
そして、監督はじめ、新たにNGO設立メンバーたちが
アフガンの為に・・と、オリジナルポストカード
を製作してくれて、その収益まで、井戸掘り資金に
寄付して下さった。
奇跡の連鎖が起こり、・・・
なんと
目標金額
100万円を突破した。
一番初めに、路上でクッキーを一人で売り始めた時、
100万円は、自分の中で既に目標としてあった
が、達成できる自信はなく、
「達成できなくてもいい。
ただ、やろう。」と思っていた。
(「恥をかくのはタダやし・・」とも思っていた)
それが、本当に100万円の募金を集める事ができたのだ!!!
感無量だった。
そして、紛れもない事が、ひとつ
この100万円は、決して、私が一人で集めたものではない
始めた時は、ひとりだった。
しかし気付けば、なんと沢山の方の想いが繋がって、
ここまで来たのか・・・
ムリだろうけど・・と、ただ動き始めただけだった自分は、
今、想像さえしなかった場所に、立っていた。
ーーー次回に続きますーーー
つづく。
皆様へ
今日のブログはいかがでしたか
今回以降も、
アフガニスタンに井戸を掘るために
沢山の方に援けていただいた顛末
現地アフガニスタンで見聞きした
さまざまな現状等を、シェアさせていただきたます。
今を生きていることが、愛おしくなる。
せかいが愛でつながっていく。
そんなイメージを胸に、今後とも、動いて参ります