私がまだ10代の頃
大学というところに全く魅力を感じなかった

自分はとても無知だったし
高校にさえ行く意味を見出せなくて
結局すぐに辞めて
面倒な性格だと自覚しているけど

すごくすごーく狭い視野の中
生きていたと思う


今の病院で働く中
検査室や放射線室で働く女性
に質問してみた


どんなタイミングでその職業を知って
何でなろうと思ったの?

看護師や医師を志すのは
まぁ分かるといえば分かる

でも、中学生やそこらの時の私には

そもそもそんな職業があることすら
知らなかった


選択肢なんて本当に少なかった


周りの友達も似たもの同士
大学どころか高校だって何人も中退して
それでも若く結婚し母となり
みんな幸せにしているけど。

独身時代の当時の職場では
当たり前のようにみんな大学卒で
世間と自分たちとの差にビックリした。


これまでと違った世界で生きてきた人たちから
たくさんの話を聞いて

高校ももっと色んな情報を得て
自分で選びたかった
こんな世界があるのなら
大学も行ってみたかった


って羨ましく思った。


中学生くらいの時に
自分の未来を明確に考えられる人は
どれくらいいるのか
分からないけど

親や先生や世間が
色んなことを教えて世界を広げてあげることが
本当に大切だと実感した


私のように、思春期をこじらせていたら
結局は反発して無意味なものになるかもしれないけど


自分は狭い狭い世界でいたと
気づいたから
世界を広げてみたいと
なんでも行動して、失敗しても
全然後悔しない


看護学生になり
ひと回り下の子たちと
対等な友達として話せる楽しさや
新しいことを学べる楽しさ
体力も気力も削がれるしんどさもあるけど


あの時思いきったことは
やっぱり後悔していない


そして私は今、大学生なわけですが


キャンパスにいけない
のが残念で仕方ない


通信制なので基本は自宅ですが
数日は大学で学ぶ講義があります。

でも、コロナ禍でリモートへチェンジ。


大学生として通いたいなぁ。


自分で勉強もできるけど
やっぱり私は講義を聞くのが好きです。


卒業までには
一度はキャンパスに行きたい。



そして写真撮りたい。