息子が大学病院へ搬送され、
私は産院で過ごす。
入院がとてつもなく長くツライ時間でした。
全部屋個室ですが助産師さんは心配して声をかけてくれたり、眠れるようにアロマを焚いてくれたり、、
夫には毎日息子の病院へ行ってもらい話を聞いたりしました。
分娩時には感動も薄かったくせに、
もうこの時は毎日とてつもなく心配でたまらず、、
毎日泣いて過ごす日々。
だから家族が来たり、助産師さんが来たりするのさえも本当はしんどくて…
私は泣くこともあまりなく、泣く姿を見せることも嫌で、、
部屋に来ると分かったら、笑顔で迎えました。
だけど、言葉を発すれば涙がとめどなく溢れてしまうので、本当にこの時ばかりはそっとしておいてほしかったというのが誰の事も考えないとした率直な気持ちでした。
祝日明けの火曜にCTからMRIからの検査をしました。
私は産院から許可をもらい、長男の病院へ夫の運転で向かいました。
すると背部にまず脂肪腫があるので、取り除くこと、そして画像上で背部から脊髄に線が見える。
そして脊髄には健康な人とは異なるモヤモヤが見える。
神経が癒着してしまっていること。
それを剥がすこと。
長男の手術が決まりました。
私はもうひたすらに妊娠中、過去の自分の行い、全て全てを後悔して…
後悔したところで長男の手術はかえられないのに、母として最低だと息子にゴメンね、ゴメンねって自分を責め続けるしか出来ませんでした。
その日から私は産院から自分の車で大学病院へ外出許可をもらい通いました。
私自身は産後6日目で退院し、一緒に帰るはずだった当時住んでいたマンションへ帰宅。
ベビーベッドも服も哺乳瓶も何もかも何もかもが、ただツラかった。
でもツライのは私じゃない、息子なんだと思い直しては悲しくなりました。
今日はたい焼き食べたいと言った息子。
たい焼き屋さんへ行き、初めて抹茶餡を食べてみました。
私は餡子好きですが、たい焼きはカスタードが好きです。
ちなみに夫と長男は餡子嫌い。