3年半前、初めての妊婦だった私。
妊娠してからも正社員として朝から夜まで働きました。


実は初期段階で切迫流産と診断されていたのにも関わらず、仕事が忙しくて休むなんて言えなかった…
妊娠したなんて言えなかった…


診断書も出せないまま痛むお腹を隠して働いていました。


後悔してもしてもしてもしても、、

遅い。


命の尊さをたくさん知っていたのに、
私は自分に宿った生命を必死で守ることよりも、仕事をしていたなんて…


私の代わりなんてきっとすぐ見つかったはず。



結局臨月まで働き、、

退職。

産休制度は暗黙の了解で医療事務は取れない空気でした。



予定日のちょうど2週前、退職後2週間の時の土曜日の朝洗濯干してると破水。(極少量)

洗濯干して、水回りの片付けして休みの夫と病院へ。(初産のわりに焦りはなかった)


そのまま入院となり、あれよあれよとスピード出産。

涙、涙、なんてわけでもなく
他人事みたいに

「あれ?感動…そんなにしないぞ」

って思っていたのを覚えています。



スピード出産だからって痛くないなんてわけはなく、吸引分娩だったこともあり赤ちゃんに会えたことよりも痛みからの解放で
自分めっちゃ頑張ったぁぁ〜ふぅーって気分でした。←母性なしか


しばらくしてカンガルーケアなどをしながら夫や実家の家族も来てくれた中、先生から説明を受けました。(夫は立ち会いしており、先に説明受けていたみたい)


「背中から少し何か出てるのが見てるから、大丈夫だと思うけど念のために大きい病院で診てもらうね。その方が安心だから」


って感じで言われた。


あ、はい。

疑問はたくさんあったけど、
大丈夫だと思うって言葉に大丈夫だと思い込んでしまった私。

というより心配はあったけど、どうにかかき消したい気持ちで夫に息子の付き添いを頼んだ。
2時間ほど過ごし、長男は保育器に入れられ救急車で県内の大学病院へ運ばれNICUに入院となりました。



結局出産が土曜で月曜も祝日、急ぎではなかったので検査は火曜となり、、


私は1人産院で張ってきたオッパイを搾ったりして、、誰にも会いたくなくて、

誰にも出産報告出来なかった。


夫はこの間ずっと仕事を休んでくれた。