4日間続いた乳癌学会学術総会も本日最終日。

昨日は「皆で考えよう 将来の乳癌治療」というテーマの患者セミナーに出席した。
乳癌で命を落とした患者さん含め、これまで乳癌で治療を受けた多くの患者さんからの詳細なデータが集められ、研究され、より効果のあるより安全な治療法の模索が現在もなされている。
特にHER2陽性乳癌、トリプルネガティブ癌に関する研究成果は日進月歩で進化を遂げている。

かくいう私も術中病理検査でHER2が陽性疑いとなり現在も結果待ちだ。もし陽性の場合は抗がん剤治療、分子標的薬は必須だ…
治療方針も立たずまして今後どうなるかなんて想像もつかない状態で、少なからず不安だった。
乳癌になった人は、みんな同じような不安や悩み、悲しみ、辛さを味わっているのだろう…

そんな気持ちでセミナーに参加したが、今回のテーマはまさに私が今欲しい術後治療についてのトピックスが紹介されていた。それは、遠い将来のものではなく、あと1年以内に国の認可がおり私達の手に届く治療法もあった!
まさに、希望の光を見たのだ!
その光はまだか細く微かなものかもしれない。だが、多くの人がその治療を受け効果が検証されれば、その光は虹のごとく輝きを増すだろう!

今、乳癌に苦しんでいる方やご家族の方、どうぞ希望を捨てないで光を感じてください。そして笑顔を忘れないでください。
そして、これから乳癌になるかもしれない全ての女性の皆さん、乳癌を恐れることなく乳癌検診を受けてください。
せっかくの素晴らしい治療も、癌が早期に発見できなければ死亡率は下がりません。日本人の乳癌検診率は先進国の中では驚くほど低いのです…
乳癌は治る癌、自分で見つけることができる癌です。毎月自分で自分のおっぱいを見て意識すること(セルフチェック)はぜひしてほしい。早期乳癌で来院される患者さんの半数はセルフチェックで発見されているのです!

恥ずかしがらずに検診を!
「怖い」ものから「助かる」ものに私達の意識をかえよう!欧米ではそれが「当たり前」なのです!!

学会最終日、論文発表は全部英語だった…
心地よい子守歌に聞こえる…………