スモールステップで
子どもに成功体験を!



なんて良く聞きますが

発達障害のある息子朝陽は

 

 

 

とにかく周りの子ができている事が同じようにできなかったので

 

 

どうして出来ないの…?

 

 

なんて

 

 

朝陽の姿に落ち込むこともしょっちゅうでした

 

 




頑張っているのは分かる


分かるけれど
 

 

だけど

 

 

それでも当時の私には結果しか見えなかったのです…

 

 

そんなんだったら見なくていい


頑張って作った作品も

頑張って取り組んだ行事も




みんなのように出来ないなら見たくない


そんな風に思っていました

 




朝陽のやってみたいと言う気持ちも

最後まで頑張った達成感も

私が全部萎縮させて詰んでしまっていたのです




だけど子どもには

スモールステップで沢山の成功体験を積み重ねて

自信をつけさせていく事が大切なんですよね…



頭ではわかっていても

当時の私は朝陽のペースでなんて思えなかった
皆と同じ歩幅が良かった





保育園に通っているときに

毛糸を使って編み物をするという活動が始まりました

 

 

絶対にできるわけがない


あまり完成する作品を楽しみにしていない私がいました

 

 

集中力も興味関心もない朝陽に編み物という根気が必要な事…できるわけないと思っていたのです

 

 



これは朝陽が年長になって完成させた作品です

 

 

こんな作品を持って帰ってくると

 

 

きっと誰もが

 

 

 

素敵ね!


と褒めるでしょう


だけど朝陽が初めて作った作品は

 

正直編んだのかもよく分からない小さなうさぎの胴体
 



帽子に比べたら本当に小さな作品です…

 

 

だけど朝陽にとっては本当に一生懸命頑張って完成させた素晴らしい作品だと思います

 

 

完成させるというのが
朝陽にとってはとてもハードルが高いこと

 

 

 

なんだこんな作品か…と思っていた私はきっと朝陽の自己肯定感を下げ、新しいことに挑戦する朝陽の気持ちを詰み、自分はみんなのように出来ないんだ…と自己肯定感を下げ朝陽の心を傷つけていたのではないかなと思います

 

 



そんな朝陽でも
こんなに素敵な作品が編めるまでに成長しました





本当にスモールステップで

 

 

 

目標を小刻みに設定して


 

 

僕出来ない・・・という朝陽に

 

じゃあ1段だけ編もうか?という提案をして

 

 

1段だったら編めるかも・・・とチャレンジする気持ちが芽生えて毎日ちょっとずつ本当に少しずつ編んでいきました

 

 

目標が小さくなった事で朝陽もこれなら僕にもできるかも?と挑戦する気持ちを持つことが出来たのです


朝陽は1段でも編めると

 

 

素敵!頑張ったね!上手だよ!


と褒められて諦めずに前へ進むことができた

 

 

苦手意識の強かった朝陽の


最初の一歩を踏み出すことができたのだと思います




少しずつ少しずつ距離を伸ばし

 

 

1段編めるたびに沢山褒められて

 

 

編み物に対する苦手意識は徐々になくなり

 

 

最後まで完成させたい!

 

 

という気持ちにつながったのだと思います

 

本人の気持ちが乗らない時は

 

 

ここまででいいよと無理強いをせずに見守り

 

 

朝陽の気持ちを尊重することで目標達成に向けて最後まで頑張れたのだと思います





スモールステップで
沢山達成する経験をし
沢山褒められて自信になる…



 

 

みんなと同じようにできなくてもいいから

朝陽にできることを
朝陽のペースでいいんだと
改めて気付かされる出来事でした

 

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