発達障害の息子が1歳半の頃に一歳半検診を受けたのですが

 

一歳半検診では言葉の遅れを相談して要観察という事でした

(1歳半検診の様子は過去の記事でご覧ください)

 

 

私も3歳までは特に言葉の教室だったり相談室に行く事もなく

3歳目前まで何もしなかったわけですが

 

 

1歳半検診よりもハードルの高い内容の3歳半検診がやってきました

 

 

(気軽に相談ができる人→夫のみです)

 

 

 

3歳検診は、尿検査に、視力検査に聴覚検査と内容も色々あって

 

集団検診だったので憂鬱でした

 

待ち時間は長くて待てないだろうし

 

検査はできないだろうから わざわざ行く意味があるのだろうか・・・

 

 

もうとにかく行く前からどうやって欠席しようか考えていました

 

検診へ行くと 案の定 人が多すぎて

 

順番を待てない息子は会場からもちろん脱走します

 

 

私も追いかけて座らせるのに必死で

 

動き回る息子のせいで 他の親子の邪魔になってしまったり

 

注目の的になって変な汗はかくし

 

その場にいるだけで体力消耗してしまいました

 

 

もう限界だと思い 保健師さんに

 

「すみません、、、この子 発達相談に行って 今療育に行ってます」と伝えると

 

「あ、じゃあ別の場所で待ちますか?」と言われ

 

私たち親子は隣の誰も使用していない部屋で

 

二人だけで待つ事になりました

 

 

 

 

これが現実なんだなって思いました

 

 

集団になじめていない私たち親子

 

だから今私たちはここに2人でいるんだ

 

それが現実だ

 

 

 

 

 

順番がきたので視力検査や聴覚検査をしましたが

 

視力検査はまずルールが分からない、、、

 

穴があいているところどれかな?にも反応しません

 

検査不可能です

 

 

視力検査に使われる穴の開いた一覧から

 

あのCの文字を見せて どの方向があいてるかな?って聞かれても

 

まず指差しもしない子に出来るわけがない

 

右とか左とか知ってるわけもない

 

会話もできない息子にとってはハードルが高すぎる検査でした

 

(↓要観察 ことばの遅れ・・何と書いてあるかさえ分からない)

 

 

 

 

 

聴覚検査ですが

 

この検査は囁き声で「うさぎはどれ?」と子どもに聞いて子どもがうさぎを刺したらOKとされる検査なのですが

 

これも息子はイヤイヤで全く受けようとせず

 

保健師さんからは紹介状を出しますと言われ

 

後日紹介された耳鼻科で個別に診断うけられてくださいねと案内されました

 

 

 

 

問診の時に先生から

 

「あらー?検査できなかったのかな?」と言われて

 

何か言おうとしてる先生の言葉を遮るように

 

「現在息子は療育へ行ってます」と伝えました

 

ぐずる息子を連れて 早く帰りたくて仕方なかったのです

 

 

 

先生もその話を聞いて

 

「あ、ならいいや」という対応でした

 

 

おかあさんも、もう分かっておられるですね

 

みたいな・・・

 

 

 

その頃は、まだ診断は出ていませんでしたが

 

子供が療育に行っているってことは

 

それなりの発達の特性をもっているんだなって

 

ちょっとした覚悟もありました

 

 

 

 

集団検診の中で 

 

息子が発達に遅れをとってる事も 客観的に冷静に見れました

 

 

3歳児検診は母親にとって 一つの気持ちの踏ん切りの場に

 

なるんじゃないなと思います

 

 

そこで子どもとどう向き合えるか・・・

 

大きな分かれ道のような気もしています

 

 

「子どもの成長は 親が気づく事から支援が始まる」

 

 

それが早かったとしても

 

たとえ遅かったとしても

 

 

親が子どもを支援していこうと思ったら

 

子育てに早い遅いなんてないから

 

 

サインに気づき そこから子どもとしっかり向き合う事が大切なんだと

 

三男 朝陽の子育てをする中で

 

私は やっと母親になれた気がしています
 

 

 

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