冬の終わりのドライブで新たに出会えた春の先取り♪

スペイン・イベリア半島に

春がやってくる少し前、

久しぶりに

ドライブに連れて行って

もらいました

ドライブは

わたしにとってはお散歩同様

『放牧』

たましいやこころを

解き放つ感じ。

解放感味わってレッツゴー

今回も

スペイン・マドリードから

車で約１時間半くらい

北西へ走る

大好きなグアダラハーラ県への

ドライブコース

こころがどんな風にふるえるのか

どきどき・わくわく。

高速道路を降り

県道を走ると

県道に沿うように

畑がドーンと広がっていて

その畑は一見、

これから何かを植える手前の

土を軽く掘り起こした状態に

見えるのですが、

このドライブコースの

常連である私たちは

えへへのへって感じで

知っているのです、

ここは

アスパラガス畑だと

時期が合うと

ムーミンに出てくる

ニョロニョロみたいに

土から

すっとさりげなく出ているのを

目にすることができます。

今回は数本、

たくましく芽が出ているのを

車の中からも

見ることができました。

新たな発見があって

やっぱりどこかへ出かけるって

いいなあ。

最初に訪れたのは

スペイン・グアダラハラ県の片隅

タマホン村のアスンシオン教会。

お祈りをして

写真撮影をしていると

夫や私の

こころやたましいの放牧さが

リンクしたのか、

ヤギや羊さんたちが

羊飼いのおっちゃんと共に

やって来て

放牧真っ只中。

笑ってしまいました。

 ひと笑い済み、

この先

２、３分車で

走ったところにある

エネブラレス礼拝堂では、

ろうそくに火を灯して

お祈りを

捧げることができました。

久々に来たので

すっかり忘れていたのですが、

こちらへ来るときは

ろうそくに火を灯す

マッチが必要だと。

が、

ラッキーなことに

火がまだ灯った

他のろうそくから火を頂戴し

つけることが出来ました。

何度も来て

ここにいるマリア様に

覚えてもらっていた証かもね。

ついてる、ついてる

さらに車を

グアダラハーラ自然公園の

山中を登るように

走らせ、着きました

バルベルデ・デ・

ロス・アロジョ村。

Arquitectura Negraといって

ここ、

バルベルデ・デ・

ロス・アロジョ村を含めた

自然公園の中にある村々は

茶褐色や黒の石でできた

屋根の建築で

スペインの

美しい村のひとつとしても

名を馳せています。

Arquitectura negra de Guadalajara: ruta y pueblos | spain.info

村のはずれの駐車場に車を止め、

村に歩いて入る坂道のところからの

眺めはとても大好きで

『あぁ、いいところだな』

って

訪れるたびに感じられます。

石で出来た煙突から

暖炉の煙が

もこもこ湯氣の様に

出てる生きている印みたいな

生活感は

郷愁感もあり

とっても

こころに響きました。

毎回そうなのですが今回も

村の入り口には

看板娘のにゃんこちゃんが

いて

大歓迎してくれました。

こちらの村に

今のところ二軒あるレストランは

バケーションの時期以外は

週末しか開いていないことが

多いのですが、

飲み物だけは

いただけるだろうから

BARで温かいコーヒー飲みながら　休憩して、

んで、

移動して

高速道路に戻る途中の

サービスエリアかどこかで

お昼ご飯食べようね

と

していたのですが、

これまたついていることに

新たに

オープンしているBARを発見、

やったー！と

ハッピーな氣持ちで

コーヒーを飲みに入ったら

暖炉の暖かさが

やんわり広がる店内の奥に

食べるスペースもあり、

お店のカマレラさんにお尋ねしたら

『お食事もできますよ！』

と、

笑顔で教えてくれて。

ラッキー！やったー！

オープンして約半年たつそうです。

La Tarihuela, restaurante, gin-bar y centro turístico en uno de los Pueblos Más Bonitos de España

Este restaurante/museo se encuentra en uno de los pueblos más bonitos de España

わたしは

コーヒーを注文するのをやめ

ビールをいただきました

ビール飲みながら

メニュー見て

どんなお料理を注文しようか

夫とふむふむしていたら

隣の席にいた

マダム＆ジェントルマンな

お客さんたちに

コシネロさんがお料理の説明を

丁寧にしはっていて

(cocineroさんとはスペイン語、料理人の意)

私たちも何氣に

聞く耳を立てていたら

すんごく美味しそうで

これは食べてみたい

私たちの席に　

注文を取りに来たその

コシネロさんに　

夫が

『僕たちも食べてみたいのでそれをお願いします』

と注文したのが

こちら

アルカチョファの炭火焼き！

アルカチョファとは

スペイン語でして

アーティチョークのことです。

 空豆に似たお味で

これから春になると

スペインではよく出回ってくる

季節のもの。

お口の中で豊かに広がる

炭火ならではの香ばしさと

アルカチョファの奥ゆかしい味は

とっても贅沢な美味しさでした。

なんだか

　春を胃袋で先取りした氣分。

（店内はとってもモダン＆シック）

あとは暖かい煮込みスープと

ヒレ肉のステーキを

いただきました

見事な美味しさ。

わたしは主婦なので

お家ではなかなか出来ない

炭火焼きの美味しくなるマジックに

感動でした。

また食べに来たい！

ドライブコースも大好き、

景色も大好き、

新しく出来たレストラン、

ラ・タリウエラの

お料理も大好き、

看板猫も大好き、

齢、

半世紀近く生きてきて

大好きなものが

ますます増えていって

なんて豊かな人生なんだろう。

わたしの中では

豊かさとは

『箍がはずれる』　

『意識が広がる』

『緩む』 

に、

近いかな。

新たな自分を発見する感じです。

おかげ様で

よいドライブでございました。

また行こう、

って言うか

また食べに行くもん

ビバ・エスパーニャ

ビバ・食いしん坊

読んで下さってどうもありがとうございます

むーちゃす・ぐらしあす

写真撮影してたら

看板ねこちゃんも

また、来てくれたよ

久恵