自分が大切にしているものってなんだろう
そんな風に考えて向き合った作品作り
大人になって出逢った恩師子游先生
その先生と破体と
それらが主軸だと
そこをぶらさずに
最後は破体を入れて作品の完成にしました
祇園精舎って平家の滅亡の
イメージが強いのですが
「諸行無常の響あり」
花が枯れてしまうことも諸行無常
花が咲く事も諸行無常
物事は移り変わって行く様で
「沙羅双樹の花の色」
のように1日はかけがえのない日であり
「奢れる人も久しからず」
のようにどんなに花盛りであっても
人生の中で輝きに満ちた溢れた時間を歩むのも
わずかな時間なのでしょう
それがまるで「春の夜の夢の如し」
その夢のような一瞬が
重なり合ってかけがえのない
毎日を丁寧に過ごしたいもの
ね
こんな風に解釈するといいですね
昨年4月に書学院を卒業し
基礎2で素晴らしい先生に出逢い
今川先生にお声掛けをして頂き
先生のご指導を受ける事にしました
そこから今年の秋にある作品展に向けて
試行錯誤が始まって行きました
「表装も含め可能な限り自分で作品を作る」
が課せられており
(もちろんできなくてもいい)
瞑想と迷走
妄想と空想
そして現実の着地点
そのような中から作品がやっと完成しました
辛かった〜事もありましたが
力にはなったと思います
不器用なので書かなきゃ
イメージだけでは完成せず
とにかくたくさん書きました
レイアウトも色々考えました
挿絵入れてもいいわよ〜
だったのですが却下となりましたし
沙羅双樹の花
気に入っていたのですが