今日は埼玉県は小川町へ
八王子から八高線でGO〜
1時間15分くらいです
小川町和紙体験学習センター
毎年この時期でしか出来ないもので
この楮むき体験はかれこれ30年もの
歴史があるとかです
館内は昭和11年に建てられた建物が
今では展示室になっていてモダン〜
戦時中は空爆の攻撃に備えて掘られた
防水槽が残されていました皮剥きした
皮が入ってました(ゴミ箱)
青空が気持ちいい
電車から埼玉入ると車窓からは
雪景色が眺められました
施設の方がとても丁寧に色々なお話を
してくださいました(割愛します)
動画は楮を蒸しているところ
一昨日楮を切ってきて90センチ
３本に分けて切って水に付けて
とここまでの段階の前にも
手が掛かっていますが…
年に数回は間引きをしたり
新芽を摘んだりと言った
作業をするそうですが
楮むきをした後も楮を
一本一本洗濯バサミの挟んで乾かし
そして黒むきだとか色々と手をかけて
かずきり
楮かしき
楮むき
楮ひき
楮煮
楮さらし
楮うち
ピーター
とろ叩き
そしてやっと
紙漉き！
紙絞り
紙干し
一枚の和紙ができるまでにこんなに
時間と手間暇と職人技が掛けられていたとは！
感動もの
手漉き紙
大切に使お
蒸しあがった楮の木
90センチくらいにカットしてあります
あつあつのうちに楮むきへ入ります
なんとまあ私へたっぴ…でして
両隣にいらっしゃるスタッフの方が
丁寧に教えてくださいます
私の隣にいた方は紙漉き職人さん！
今は息子さんに引き継いだそうです
いっぱいお話しをお聞きしたり
和紙のことも教えてくださいました
黒むきなのに黒皮がない〜おばちゃんに言われ
繊維がいっぱい入って割れちゃってるー
これでは今後面倒なことになるからさ〜
こうしてみて！と途中から手が入ると…
ご覧のような違い！
私はコツがバッチリ掴めて
どんどんムキムキできました
家族連れや
おばちゃま同士
学生さんお一人
と色々な方がおられました
4歳というかわいい女
楮は「皮」と使うのだけど
「たくさんゴミが出たよ」
と皮をかき集め
「見て〜ぴっかぴっかの木」
「上手〜にむけた」と喜んでいて
体験に参加の方は皆さん思わずほっこり笑顔
かわいかったです
皮剥きと言う地味な作業ですが
とにかく楽しかった〜
楮の甘ーいような特有の香も好き
風にゆらゆらたなびくのにうっとり
そしてこの木の使い道はなかなかなく
焚き木のするとか作物の添え木とか…
とってもかびやすいのだそうです
私は何かに使えるかなーと言う思いで自分が
ムキムキした楮を何本か頂いて帰りました
おじさまが「もっと持っていきな」と
おっしゃってくださいましたが電車なので
10本と控えめにしました
楮の木はまだまだ増えるそうです
軸というかタペストリーの棒に
してみようかなーと持ち帰りました
もしもカビがそんなに生えないようなら
にじいろ書道教室でコンパクトで飾りやすい
カレンダーを生徒様それぞれに
書いてもらって作りたいなー
このような機会に感謝です
学習センター隣にある和紙屋さんはお休みで
小川駅近くにある和紙屋さんへ寄りました
折り紙も手漉き和紙と言うことで
活用できそうですので３色購入〜
八王子駅から高麗川駅
高麗川駅から小川駅
単線
ボックス席
無人駅あり
ワンマン電車
さらに高麗川駅から小川駅で降りましたが
(高崎行き)車両は一車輌〜わくわくしました
学習体験センターで出逢った学生さん
写真を丁寧に撮られていたので
「済みませんシャッター押してください」
などとずーずーしくお声掛けをし撮り合いっこ
「どちらからですか？」と聞かれ「八王子」と
答えると「八王子にある大学に通ってます」と
八王子は学園都市とも呼ばれており大学が多い
「デザインを学んでいる」そうで(多摩美？)
と思うも「都立大4年生」だそうで
「小川町がとても好きて破棄してしまう
楮の木を使っていきたいと思い取り組んでいます」と可愛らしいとおもちゃ
(彼女が作った)を見せてくださいました
前に持ち帰ってまだ使っていない楮は
カビが生えてしまいそこをどうクリアするかが
課題なんだそうです
赤ちゃんおもちゃは軽くて音も良くって
ファーストトイにはピッタリ！
モビールも作られたそうで
とても良い音がするんですって
アクセサリーに一輪差しもあり
これからこれを持って小川町の
お店に行くんですと笑顔で話されていました
お若いのにしっかりした未来ビジョンに
こちらもまた感動
素敵な出逢いに満ちた一日でした！
