紫式部さんごめんなさい
めぐりあひて
みしやそれともわかぬ間に
雲かくれにし
夜半の月かな
久しぶりにお会いできたのに
それが貴方だと
わかるか
わからないかという
わずかな間に
帰られてしまった
まるで
雲の間にさっと
隠れてしまう夜更の月のように
めぐる
は
縁語で
月
縁語とは
言葉同士の関係性がとっても良いので
一緒の使われていますが
想い人を例えることも…
久しぶりに会った友の事とも
現代口語訳にはありますが
月が縁語なら
想い人
愛しい人を思っている詠であるかのよう
色褪せない恋のうた
昔の人々って
なんてロマンチストなんだろうって思います
こんなうたを詠み交わしながら
情を深めていきたいものだわ〜