一 九成宮醴泉銘 -

in横浜 ワールドポーターズ!

YOKOHAMA ヨコハマ

始発 八王子
終点 桜木町

54分のことリップ

なんか横浜って世界観が違うのはなぜ?


欧陽詢(おうようじゅん)
九成宮醴泉銘(きゅうせいきゅうれいせんめい)

今から約1400年ほど前の632年
唐の時代に作られた石碑は
現在でも残っているそうです
多くの方が拓本されたことでしょう

(数年前に山梨で実際に拓本をしたことが
あるけど結構たたく事に力が入りました)


皇帝の避暑地にいた時に(
九成宮)
水が出る場所がないか杖で探し
泉がわいたことを記念して作られたものが
九成宮醴泉銘

昔から多くの人たちが書の手本としてきました

学問いた時にも優秀な官僚でした
昔は文字を綺麗に書けると言うことも
高官へつながる道だったそうです!


無駄のない線で楷書の極則
美しい理想的な楷書だと思います


鋭角に切り込むように起筆をいれて
反り返るような線で書く横画に特徴がありますよね

縦画は向かい合う線が内側に反り返るような形が
特徴で背勢と言われています
(まるっこい?ものは方勢)


臨書するってなんて難しいのでしょうー
時々呼吸も忘れ無呼吸になってしまいます

大人になってからの臨書だからでしょうか?

兎にも角にも難しいー
先生に頂いた言葉を
自分の中に落とし込んで
書いてみるのですがなかなか書けず
美しく引き締まった線が書けない…
子どもっぽい楷書になってしまう〜


1時間半半紙20枚終了…


誰にでもある「癖」
私にも癖があります
癖はマイナスに取るのではなく
自分の中で気付きとして今後意識して
書いていこうと思います

そうすることによって
癖が改善されていくはず!



皇帝
文徳
大道

の課題があり大道を選びました
最初は文徳だったのですが変更



辰巳紫瑛先生

歯切れの良い講義内容は先生に
学の深さを毎回(2回目ですが)感じます

教鞭を取っていらっしゃった事もあり
無駄がない上テンポも良くて
すとんすとんと入っていきます


古典って面白い

もちろん一回書いただけでは
その深さを知り得ることは出来ません
何回書いても毎回違う感じ方もします


古典の面白さってその深さなのです
(私なりの解釈)

古の時代に想いを馳せる

だって今から1400年も昔ですよ
(日本では飛鳥時代)

その時の文字を今私達の時代にも
手習書としても受け継がれている

どれだけの人が書いてきたのだろう
どれだけの人が書に思いを寄せ合って
書いてきたのだろう

そう思うと
書と私と古とシンクロしているようで

そんな尊い時間を感じられるから
古典の魅了させるのですね

私自身かなり古典に学識も歴史背景も
書も弱いのでたくさんな学んで行って
降り注いで行きたいです


褚遂良について自宅で
調べていると…
大雁塔に
雁塔聖教序があるって!

ええー
大雁塔へ行ってきたんだけど!




紫瑛先生
ありがとうございました



次回は3月王羲之ですが
私は行けません…残念!