今日、学校長が別件で声をかけてくださり、

その流れで少しお話をした際に確認させて

いただいたのですが、

現場(学校)から離れていた期間が長く、
(教師は20年位されていたそうですが、
その後は、県や市の教育委員会などで勤務されていたそうです。)

小学校の「教頭」としての勤務経験もない

とのことでした。



「学校」から離れていた期間が長いと、

現場の感覚を取り戻すまで時間がかかり、

とても大変だと思います。



長期間「学校」から離れていて、いきなり

「マンモス校の校長」は無理があるのでは

ないでしょうか?



学校長の仕事は、教諭や教頭をしている時に

「見て学ぶ」のではないかと感じています。



特に教頭をしている時は、学校長に報告を

したり、指示を受けたりする中で、1番身近で

学校長の仕事を目の当たりにするのでは

ないでしょうか?



そして、様々な場面で学校長がどう対応している

か見る機会も多いはずです。



そういった機会がなく、しかも現場から長期間

離れていたら、いきなり「学校長」を任されても

様々な場面で学校長としてどう動けばいいのか?

部下にどう指示を出したらいいのか?

どう対応したらいいのか?など、

わからなくても仕方がない部分があるのでは

ないでしょうか?



最後に現場に戻すのなら、最後の最後だけを

戻すのではなく、先の見通しを考えてせめて

「教頭」から経験をする機会をつくらないと、

正に「手探り状態」で、ご本人の不安も

大きいのではないでしょうか?



ましてや、この3年間でこれだけ異常な事態に

なってしまっているこの小学校に・・・。



たとえ、教頭や校長の経験がある方でも

通常の状態まで立て直すのはとても大変なこと

だと思います。


人事は「パズル」ではありません。


どうか「子ども達」や「教師」のことを考えた

人事をしてください。切実なお願いです。