入学式があった日に、中学生になった子どもの学級通信を見て驚きました。
すべて「手書き」で書かれていたのです。
そこには担任の先生の子ども達に対する想いが、びっしりと書かれていました。
その中に「いっぱいかこう」とあって、3つの事が書かれていました。
そのうちの1つが『文字』です。
「目で追う学習ではなく、どんどん文字を書きましょう。」などと書かれて
いました。
子どもは学級通信を読んで、「小学校の先生は言っている事とやっていることが
違う先生が多かったけれど、○○先生はこうしてお手本を示してくれている。
なんかやる気が出て来た!」と言っていました。
他にも、共感できることがたくさん書かれていました。
そして、台紙に貼られていて返信欄を設けるなど、様々な工夫が
そこにはありました。
子ども達とだけでなく、保護者とも積極的に関わろうとしてくださっているのが
伝わってきました。
小学校では、学級通信に実際とはかけ離れた「きれいごと」を書く先生ばかりで、
読むとつらく悲しくなってしまう為、ほとんど読まなくなってしまっていましたが、
次の学級通信が楽しみです。
あまりにも魅力のある学級通信で、何度も何度も、繰り返し読ませて
いただきました。