子どものことをまず受けいれましょう
受け止めることが大事


と聞いて、

確かにその通りだと頭ではわかったつもり。


自分の幼少期、

母から

「もっとしっかりしなさい」

と言われて、

今の自分じゃ駄目なんだと思い、

頑張っていたことを思うと、


子どものありのままを認めていくことの大切はすごくわかる


だけども、長女は

外では大人しく、

幼稚園ではしゃべらなくなり。


小学校にあがっても、

学校では、ほぼ話さない。


2年の時、

担任の先生から

場面緘黙症の資料を渡され、

そのお話をされて。


そんなにも、わが子は話さないのか、、

と愕然とした。


学校対応は、ストレスにならないように、

無理に話させようとさせなかった


でも、私はやっぱり


話したり、

発表したり、

友達作ったり、

のびのび と学校生活を送ってほしいと願って


今の彼女の状態が受け入れられず、

何とか変わってほしい。

しゃべってほしい。

と思った。


話すことへのコンプレックス。

私がこれをもっていたから、また厄介。

自分の話し下手。

人前で緊張する。

人間関係を築くのが苦手。

親友がいない。


こんなセルフイメージの私は、

目の前の娘が、マイナスの自分の体現であり


どうにか自分を変えたいと思うのと同時に


娘をどうにか変えたいと思ってしまった。


今日、娘を知る習い事の先生に

場面緘黙症と言われても、


医療機関の診断をうけてはいないこと


言葉は出ないけど、

イエス、ノーは首を振ったり、頷いたりして反応していること


家では家族とコミュニケーションとれてること


それだったら大丈夫です


とおっしゃった。


大人しい、内気であること、極端に恥ずかがりやは、


後先を考えて、慎重であるのは、平和主義。


友達を攻撃したり、陰口を言ったりすることはないので、信頼関係が築きやすい。


内にエネルギーが向いていて想像力豊か。


など、たくさん良い面を言って下さり、


そうか~、

そうかも、

そうだよね、


と何だか腑に落ちた。


すると、これでいいじゃないか


とすーっと思えた。


するとわが子が愛おしく思えたのでした。


成長とは愛が深まること


と言う言葉を阿部敏郎さんが言っていたメモをみつけた。


子どもへの思いが深まって、

私は少しは成長したかなと思った日でした。