今日も南半球からこんにちは。
今年も残すところあと2か月となりましたね。今回は、材料たった3つ!おうちで作れる簡単「もちもち純白ねんど」の作り方と、それを使って作るオシャレなクリスマスオーナメントの作り方をご紹介します。
この粘土の特徴は、なんといってもその白さ!
とってもなめらかな質感で、まるで素焼きのような素朴な風合いに仕上がります。しかも、どこのおうちにもきっとある身近な材料を使って低予算で作れてしまう♪
そしてオーナメント作りの工程は、クッキー作りとよく似ているので、お子さんもお料理をするような感覚で楽しく作ることができますよ~
【まるでお餅みたいな純白の粘土!】
※音無し動画です。
この動画を見て頂くとわかるように、この粘土の感触、控えめに言って最高です! いつまでも触っていたくなるようなモチモチ感。ぜひ実際に作って体感してみて下さいね。小さいお子さんの感覚遊びにもおすすめです。
【純白粘土の材料】
粘土の材料を揃えた写真です。
この分量で、冒頭の作品写真に載っているオーナメントが15個ほど作れます。
★重曹をベーキングパウダーで代用すると失敗するので注意!(一度試して失敗しました。)
★お湯は、熱すぎないぬるま湯。
【オーナメントの材料】
ここに、できあがった粘土をプラス。
【動画で見る純白粘土の作り方】
※音無し動画です。
加熱して作る粘土ってちょっと珍しいですよね。火を使う工程は必ず大人が担当して下さい。また、できたての粘土は熱いので、やけどに注意しましょう。
【写真で見る純白粘土の作り方】
- 小鍋に材料を全て投入。かるく混ぜる。(まだ火はついていないよ。)
- 弱火にかけて、約5分ほどゆっくりかき混ぜる。(途中、泡がぶくぶく出てくるけど混ぜ続ける。)
- マッシュポテトのようになったら火を止め、しっかり冷ます。
- ひとまとめにして完成!
生地を冷ましている間に表面が乾燥してパリパリしてくるので、ラップなどに包んで冷ましておくと良いです。パリパリになってしまった時は、生地をもう一度よく捏ねるとパリパリが消えていきます。
【クリスマスオーナメントの作り方】
※音無し動画です。
この粘土を使って、様々な作品を作ることができます。今回はその一例。粘土にレースや植物の模様をつけて、簡単におしゃれなオーナメントが作れちゃう。
【基本的な作り方】
生地を厚さ5mmほどに伸ばして、好きな模様をつけ、クッキー型で抜くだけ!
粘土に模様をつける作業は、大人はもちろん、子供にとってもワクワク楽しい工程です! レース以外にも、ミニカーのタイヤや鍵、プチプチやクッキー用スタンプなど、いろいろな面白い模様を見つけて、オリジナルな作品を作ってみて下さいね。
生地がべたつく場合は重曹を少しふりかけましょう。作業台にクッキングペーパーを敷いておくとくっつきづらくなります。
乾燥前に、ひもを通すための穴をあけておくのをお忘れなく!ストローを使うときれいに穴があけられます。
乾燥時間は気候や天気によっても違いますが、だいたい1~3日で乾きます。途中で裏表をひっくり返してくださいね。しっかり乾燥した粘土は、さらに一段階明るい白に変化します。色が黄味がかっている場合は、さらにもう1日乾燥させて下さい。
より早く乾燥させたい場合は、約80度のオーブンで、表40分、裏30分ほど加熱乾燥させる方法もありますが、急激な温度変化によるひび割れのリスクが高いので、時間があるなら自然乾燥がおすすめです。
【アレンジ方法】
乾燥後の粘土に、ペンや絵の具で色付けすることも可能。 名前を入れたり、お気に入りの可愛いハンコを押してみるのも良いかもしれませんね。ボンドを使ってキラキラビーズなどを貼り付けるのも楽しいかも。
【仕上げ材について】
お好みで、最後にニスや艶出しなどを塗るとより丈夫になると思います。私はもともとの「素焼き感」が好きなので、敢えて仕上げ材を塗らずにそのままにしています。お好みでどうぞ♡
【ヒビ割れについて】
残念ながら、乾燥の過程でひび割れてしまうことがあります。 何度か作ってみた結果、ヒビ割れてしまった時と、綺麗に出来上がった時を比較するとこんな違いがありました。参考にしてください。
ヒビ割れなかった時
⭐️分量を出来るだけ正確にはかった。
⭐️粘土を作る際に超弱火でゆっくり作った。
⭐️乾燥も日陰でゆっくり行った。
【保存期間について】
出来上がった作品は、一般的には数か月~1年ほどもつと言われています。(密封容器などに入れておきましょう。)ただ、保存料など一切使っていない自然素材の粘土であることを思うと、あまり長期の保存はできないと思っておいた方が賢明かもしれません。 ちなみにオーブンで乾燥させた方が、しっかり水分が飛ぶ分より長持ちする傾向にあるようです。(ただ、ヒビ割れのリスクも高くなります。)
【思わぬ副産物】
工作とは直接関係ないんですが、純白粘土を作るのに使用した小鍋、重曹効果で油染みや焦げ付きが取れ、思いがけずピッカピカになりました…‼️ 楽しい粘土が作れて、鍋も綺麗に掃除できてしまうって素晴らしすぎません?
というわけで。
身近な材料で作る純白の粘土工作、ぜひ作ってみて下さいね。それでは、また次回の工作でお会いしましょう!