今日も南半球からこんにちは。コアラ

 

夏といえば花火大会!

…というわけで、今日は小学生くらいのお子さんなら誰でも比較的簡単に描ける美しい「水辺の花火の絵」の描き方テクニックをご紹介しますよ~。花火

 

 
みなさんは、夏工作の定番となりつつある「ペーパー芯で描く花火」、挑戦したことがありますか?
下矢印
 
 
スタンプするようにポンポンと手軽に美しい模様が描けてしまうのでとっても楽しいのですが、いかんせん誰が描いても同じような絵になりがちです…アセアセ そこで今回は、この「ペーパー芯で描く花火」をより印象的に、一段上の仕上がりに持って行く方法をお教えしますよー♪ 
 
それではさっそく材料紹介!

 

【材料】

 

 
上矢印材料はこんな感じです。
 
★「ポスカマーカー」とありますが、クレヨンでもOK。
(もともとクレヨンを使うつもりでいたのですが、見当たらなくてポスカになりました。笑)
 
【下準備1】
 
 
ハサミでチョキチョキする作業は、小さなお子さんのハサミトレーニングにも◎
 
【下準備2】
 
 
先に鉛筆で下書きしておくと切りやすいですよ。「街の形を切り取るのはちょっと難しい…アセアセ」という場合は、よりシンプルな山の形や、木の形のシルエットなどもおすすめです。

 

 

【描き方 1分間動画】

 

※音無し動画です。
 
早送り動画なので、すごいスピードで描いているように見えますが、実際に挑戦される際は、慌てずゆっくり、1つ1つのステップに丁寧に取り組むことが成功の鍵となります!乙女のトキメキ 特に水面を描く際は、しっかり刷毛(筆)を握って、筆先を軽く紙に押し付けるようにして、上から下へ一方向にゆっくりと動かしてください。(行ったり来たりすると色が混ざってしまうので注意。)

 

【ポイント1】

 

 
何気にこれが一番大切なポイント。
結構うっかり色が線の上にはみ出がちなので、慎重にいきましょう。

 

【ポイント2】

 

 
可能なら、シルエットを切り取る際に遠近法を意識してみましょう。絵のクオリティーが2倍増しに!乙女のトキメキ

 

 

【より自分らしい作品にするために…】

 

 
シルエットの形や構図を変えることで、オリジナリティー溢れる作品に仕上がりますよ。キラキラ
 
 
【大切なお願い】
 

そして最後に1つだけ、大切なお願いです。

今回にじいろ工房が制作した「水辺の花火の絵」は、あくまでご家庭で楽しんで頂いたり、アート好きなお子さんの練習用として描き方を公開しているものです。どなたが制作しても、ある程度素晴らしい仕上がりになるように描き方を工夫しているので、きっと皆さんの作品も素敵な仕上がりになることと思います。
 
ここで学んだテクニックを、今後のご自分の制作に生かして頂くことには問題ないのですが、にじいろ工房と全く同じ作り方・構図・色合いで制作した作品を、ご自分の作品としてコンクールに応募したり、販売する行為はご遠慮ください。(※実際にそういった事例が過去にあったので改めてお願いです)。
 
にじいろ工房の発表するアイデアは、約4万人の方がチェックして下さっています。
仮に、お子さんがこの作品と全く同じものをコンクールに応募したとして、よく似た作品が他にも応募されてきた場合、審査員側でもそれがどこかで発表されている作品を模している可能性があることを悟ります。
 
せっかく一生懸命描いた絵なのに、それが理由で選考から漏れてしまう確率が高くなってしまうのは、お子さんにとっても不本意なことです。そうならないように、親御さんや先生は「お手本通りの絵」を描かせることに重点を置かず、よりお子さんが自由な発想で生き生きと絵を描けるように導いてあげてください。夏休みの宿題として制作される際にも、コンクールに選出される可能性がある場合は、なるべく色や構図を変えるなどして、オリジナル作品として仕上げて下さいますよう重ねてお願い申し上げます。
 
それではまた次回の工作でお会いしましょう!虹