今日も南半球からこんにちは。
今年も残すところあと2ヶ月余りということで、そろそろこんな工作はいかがでしょうか？
パスタで作るおしゃれなリース
とっても簡単で、どなたでも上手に作ることができますよ〜
小さなお子さんやお年寄りも楽しく作ることが出来ます。指先を鍛えるトレーニングにも持ってこい！
ぜひ親子で挑戦してみて下さいね。
ぜひ親子で挑戦してみて下さいね。
【下準備】
まずパスタを染めよう！
最初に、パスタを緑色に染めておきます！可能であればリースを作る前日までにこの作業を終えておくと良いですよ。
【染め方】
- パスタを入れた密封袋に、アルコールジェル（酢）→ 食紅 → ラメの順番で材料を投入して、その都度よくシェイクして混ぜます。色が馴染んだらそのまま10分ほど放置。
- 新聞紙などの上に染めたパスタを広げて乾かしたら完成！
【ポイント】
使うパスタは、マカロニやリボン型パスタがおすすめです。パスタを染める材料の分量は超テキトーです！
でも適当でも大概うまくいくので大丈夫。 様子を見つつ微調整して下さいね。濃く染めたい場合は食紅を多めに入れて下さい。一般的にパスタ染めには酢を使うことが多いですが、私は酢の匂いが少し気になるので、代わりにアルコールジェルを使います。（←手の消毒に使うものでOK！今の時代、どこのおうちにも必ずありますよね♪）パスタを口に入れてしまうかもしれない小さなお子さんと一緒に制作する場合には、口に入れても安全な酢を使うことをオススメします。
【リース作りの材料】
それではいよいよリース作りに取り掛かりましょう♪
【作り方】
- キャンバス（画用紙）に、好きなサイズのお皿を置いて円を下書きする。（後々、下の部分にメッセージを書き込むので、中心より少しだけ上に円を描くと良いです。）
- 円に沿って、ボンドでパスタを接着。
- 好きな飾りを接着。
- 油性ペンでお好みのメッセージを書き込んだら完成！
シンプルだけど、とってもかわいい
どこに飾っても映えます。
今回はキャンバスを使って制作しましたが、画用紙を使った場合には額装がおすすめ。その際には、ガラス板を抜いて飾って下さいね。
【パスタを使って様々な工作ができる！】
紙に貼ったり、紐を通してアクセサリーを作ったり、その使い道は無限大。ぜひ様々な種類のパスタをカラフルに染めて遊んでみて下さいね。
【パスタ工作を通して子供たちに伝えたいこと】
パスタ工作を最初に私に教えてくれたのは、幼い頃に通っていた保育園の先生でした。きれいな色に染まったパスタは見ているだけでも楽しくて、それらを使って何を作ろうかと幼心ながらにワクワクしました。あれから30年ほど経った今でも「楽しかったなぁ」と思い出すほどです。
（あ、年齢バレる…！）
（あ、年齢バレる…！）
今の時代は、子供たちが心奪われるようなキラキラしたおもちゃが街に溢れ、お金を出したら何でも簡単に手に入る時代です。幼い日の私のように、染めたパスタを見て心躍らせる子供が一体どれだけいるでしょうか。
欲しいものを買い求めることに幸せを感じるのは人間として当たり前のことだと思いますが、本当の意味での「豊かさ」って何だろうって考えたとき、子供たちには、自らの手で“創り出す”ことのできる人間であってほしいと思いました。「買う」以外のことで幸せを感じられる選択肢を1つでも多く知っていれば、物質的な豊かさに支配されずに人生を過ごすことができるからです。
幼児教育の現場で長年愛されてきたパスタ工作。
とても素朴ですが、自分の手で作り出すことの大切さや、限られた条件の中でも工夫できる力、そしてつくる過程(時間)をも楽しむ、という、生きていく上で大切なメッセージが詰め込まれている気がします。
子供たちがこの工作を通して、何かを生み出す達成感や、世界に1つしか存在しないものを作り上げたという特別感を感じ取ってくれたらいいなーと。
それってお金では得ることができない大切な学びではないでしょうか。
それってお金では得ることができない大切な学びではないでしょうか。すっかり語っちゃいましたね。
それではまた次回の工作でお会いしましょう
