今日も南半球からこんにちは。
少し久しぶりの投稿になってしまいました。
こちらは、9月後半から子供たちの学校がしばらく春休みだったので、3人のヤンチャ盛りたちのお世話で毎日てんやわんやしていましたが、やっと今日から新学期がスタート!改めて創作活動再開です♪
今日ご紹介するのは、シュールで面白い大人向けの工作。
「本物みたいな卵」
テーブルにこれを見つけたら、思わず「うわっ!」て叫んでしまいそうですよね。
正直、なんの役に立つかは皆目検討がつきませんが…(笑)これがあるだけで何だかほんの少し日常が楽しくなりそうな工作です。
【材料】
なんと、全ての材料が100均で揃います!
にじいろ工作としては今回初めて、材料にUVレジン(合成樹脂)を使用しました。普段は小さなお子さん向けの工作を紹介しているので使用を避けてきたのですが、正しく取り扱える年齢のお子さん(高学年以上)であれば、親御さんと一緒に挑戦できるかと思います。
実物大サイズの卵を制作する場合は、レジン約50gを用意しておきましょう。100均で販売されているレジンは一般的に1本4〜5g入りなので、約10本必要な計算となります。
アクセサリー用などにミニチュアサイズの卵を作るのもオススメ。その場合は少なめのレジンでも事足ります。
(オーストラリア在住の方)オーストラリアではUVレジンより「エポキシレジン(2液レジン)」の方が普及していますが、今回の工作にはUVレジンがおすすめです。DAISO、Officeworks、Riot Art & Craft、Spotlight、Amazon、eBay、Catchなどで取り扱っています。
【下準備】
黄身づくり!
前日までに作っておきましょう!
1:軽量粘土で黄身の形を作る。
2:アクリル絵具で色付けして、約1〜2日しっかり乾燥させる。
色付けは黄色だけでも良いですが、少しオレンジを足すことで新鮮な黄身の色を再現できます。
【作り方】
1:まずA4サイズの白い紙に、自分好みの白身の形を下描きする。(先に作った黄身のサイズとバランスが取れるようにサイズ調整して下さい。)
2:下描きした紙をクリアファイルに入れる。
3:下描きした白身の線の内側にUVレジンを流し込む。
4:そこにほんの少ーしだけ黄色の絵具を足して、爪楊枝でかき混ぜながら、レジンを線の内側全体に伸ばす。
特にお天気の良い日はレジンの硬化が早いので、日の当たらない場所でなるべく手早く作業しましょう。
5:白身が固まらないうちに、前もって作っておいた黄身を白身の上に乗せる。
6:黄身の上からさらにレジンをかけて、黄身を完全にコーティング!
7:(リアルを追求したい人だけ)白い絵具を爪楊枝の先に少しつけて、黄身の端っこの方にチョンチョンするとカラザを表現できます。
8:あとは日光(紫外線)に当てて硬化させるだけ!完全に固まったら、ゆっくりファイルから剥がして完成。
UVライトをお持ちの方は、機械で硬化させても勿論OKです。
夏場のお天気の良い日なら10分ほどで硬化します。冬場や、お天気の悪い日は念のため1〜2時間は置いておきましょう。様子を見て、まだ固まっていないようなら1日放置でも良いです。
【使い方はあなた次第…!】
コースターとして使っても良いですね。めっちゃシュールですが…。
ちなみに、黄身を乗せず透明なままで仕上げると「こぼれた水」風にもなります!制作時間もかなり時短。できあがりも面白いですよ〜。
「パパの大事な書類に何てことを!」
…みたいなドッキリも出来ます。エイプリルフールに活躍しそうですね。
今回の工作は100円ショップのフレッツさんが、数年前に自社のウェブサイトで紹介されていたアイデアを参考にさせて頂きました。そちらの記事もとても分かりやすいので、気になる方はぜひ読んでみて下さいね。
→見る。
【レジンについての注意点】
UVレジンを使ったことが無い方にとっては、なんとなくハードルの高いクラフトのように思えるかもしれませんが、レジンは思いのほか扱いやすい素材です。液体ノリのような質感で、紫外線を浴びると簡単に硬化します。
ただし…!
硬化すると完全に無害となりますが、液体状態のレジンは有害なので、なるべく肌に触れないように気をつけましょう。(アレルギー反応を引き起こす可能性があります。)レジン使用の際には、必ず商品説明をよく読んでから取り扱って下さい。特に敏感肌の方やアレルギー体質の方は必ず使い捨て手袋をつけ、換気の良い場所で作業するように心がけましょう。
それでは皆さん、また次回の工作でお会いしましょう。