今日も南半球からこんにちは。
みなさん、6月いかがお過ごしでしょうか?
こちらは、とにかく寒い日が続いています。6月のメルボルンは真冬なので、一歩外に出れば白い息が出るほどに寒い日が多々! 毎日どんより曇り空で、雨が降ったり止んだり。こんな季節は、おうちで暖かい飲み物片手にゆっくりと映画など見ていたいものです。梅雨の日本でも、雨の日は「何かおうちで楽しめることないかな〜」て考えている人、多いのではないでしょうか?
そんなあなたに、今日はこんな楽しい工作をご紹介しますよー
何の変哲もない空き箱が、なんとプロジェクターに変身してしまうというビックリ仰天な工作。ちなみに「プロジェクター」とは、壁に画像を投影するあのマシーンのことです。家電屋さんでしか手に入らないイメージなので、それがおうちで、しかも空き箱で作れるなんて、にわかには信じがたいですよね…
![上矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/120.png)
ちゃんと画像を投影できる!![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
当たり前のことながら、既製品と比べると画質はだいぶ劣りますが…(空き箱だからね!笑)
にしても、こんなハイテク(?)な物が子供と一緒にお家で手軽に作れてしまうって凄くないですか?作りながら科学を学ぶことができる『科学工作』なので、お子さんにとっても科学の不思議を体感できる良い機会になりますよ。![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
【仕組みを教えて!】
![上矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/120.png)
![!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/092.png)
どこのお宅にもきっとあるであろう虫メガネとスマホを利用して、誰でも簡単にプロジェクターを作ることができるというわけなんですね♪
【材料】
材料を揃えると上の写真のようになります。
正直、「こんなシンプルな材料でほんとにプロジェクターが出来んの?」て感じですよね。![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
★空き箱はフタ付きの物(靴の空き箱など)を用意。虫眼鏡が側面にはまるサイズの箱にして下さい。
【作り方】
![星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/089.png)
①まず、箱の側面(縦方向)に虫眼鏡をおいて位置を決める。
②ペンで虫眼鏡の外縁をなぞって、○を下書き。
③カッターで○を切り抜く。
④虫眼鏡を穴にはめ込み、強力接着剤(またはホットグルーガン)で接着する。
![上矢印](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/120.png)
ステップ2:スマホスタンドを作る
箱の中に設置するスマホスタンドを作る。
2枚のダンボール片を、T字型に接着するだけ!(必要に応じて、接着部分をガムテープ等で補強して下さい。)
これで、プロジェクターの完成![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
★箱の中に収まるサイズになるように、ダンボールの横幅や高さを調整して下さいね!
【どうやってピントを合わせるの?】
虫眼鏡とスマホの距離を近づけたり離したりしてピント調整します。
これがなかなか難しい!サクッと一瞬でピントが合うということは稀なので、根気強くピントが合う場所を探して下さい。
虫眼鏡のクオリティによって、ピントの合う距離が変わってきます。我が家の場合は、最終的にスマホスタンドを取り除いて、スマホを箱の一番後ろにくっ付けた状態でピントが合いました!
(スマホスタンド、要らんかったやん…というツッコミを呑み込む。
)あくまで我が家の場合です。
![驚き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/619.png)
![昇天](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/618.png)
【これを忘れちゃいけないよ!】
大人の方でも「え!そうだったの!?」とビックリされる方が結構いらっしゃるかと思うのですが、虫眼鏡を通して投影される画像は逆さまになります!なので、スマホの画像は必ず上下逆にしてセットして下さいね。(←画面ロック機能などを活用して下さい。)
これ、実は中学の理科で習う『凸レンズの原理』。高校の物理でもさらに掘り下げて勉強します。小さなお子さんにとってはかなり高度な内容なので、どうしてそうなるのかはまだ理解できなくてもOK。この工作を通して少しでも「不思議だなー!」と感じてもらえたら、それだけで大成功と思って下さい。その好奇心が何よりも大切です。![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
【いざ上映会!】
準備が整ったら、夜を待って、さっそく上映会をしてみて下さい。
私たちは、若い頃の曽祖父の写真など、古い家族写真を子供たちと眺めて思い出話をしましたよ。![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
【上映のポイント】
![四角グリーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/531.png)
![四角グリーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/531.png)
![四角グリーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/531.png)
![四角グリーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/531.png)
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
【とっても大切なこと!】
最後になりましたが、虫眼鏡が原因となる「しゅうれん火災」には、十分ご注意下さい。虫眼鏡は、日光の当たらない場所で保管することを心がけましょう。
長文、最後まで読んでくださってありがとうございました。
それではまた次の工作でお会いしましょう!
![パー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/118.png)