今日も南半球からこんにちは。コアラ

年度末の慌ただしい季節。いつも以上にバタバタしていて、ブログの更新が滞り気味ですいません。アセアセ インスタグラムの方は定期的に更新しているので、最新の工作が気になる方はそちらもぜひチェックしてみて下さい。

 

今日は久々の「巨匠シリーズ」!

にじいろ工房ではこれまでにも、モネやダリ、モンドリアンやエリックカールなど、「巨匠」と呼ばれた芸術家達の作品をおうちで手軽に再現できる方法を研究開発してきました。これを「巨匠シリーズ」と呼んでいます。(笑)

 

 
というわけで今回は、お気に入りの写真を使って、ポップアートの巨匠『アンディ・ウォーホル』風の作品をつくる方法をご紹介します。キラキラ 
 
ウォーホル作品といえば、カラフルな色合いと連続するパターンが最大の魅力ですよね。あなたのお気に入りの写真が、そんなスタイリッシュなアート作品に変身したら素敵だと思いませんか?インテリアとしてお部屋に飾るのもオススメです。

 

【材料】

 

 
★「ポスカ」はホームセンターや画材屋さん、大手通販サイト等で購入可能。
★ダイソーで販売している類似品の「ポスティラ」や、油性ペイントマーカーでも代用OK!

 

【下準備①】

 

 

好きな写真を、普通のA4サイズ用紙に4連設定にして白黒印刷しておきましょう。(今回は7才の息子の写真を使っています♪)

 

【下準備②】

 

 
4色のカラーセロハンをそれぞれ、A4の1/4サイズ(約105mm×148mm)に切っておく。多少サイズが違っても大丈夫なので気楽にどうぞ。

 

【ステップ①】

 

 
セロハンの四隅に軽くノリを付けて、それぞれの写真の上に1枚ずつ貼る。
 
★時間が経つとセロハンが剥がれやすくなります。見えにくいところをテープで留めておくのもオススメ。
 
 
【ステップ②】
 

 

セロハンの上から、ポスカで好きなように色を塗る。

髪と唇を塗るだけでもウォーホルっぽい雰囲気になりますよ音符

 

★ポスカは完全に乾くのに10分ほどかかります。生乾きの状態で触ってしまうと色が伸びてしまうので注意しましょう。(右利きの人は、左側の写真から色ぬりすると良いです。)

 

★線を消したい場合は、濡らした綿棒やウェットティッシュで拭けば簡単に消すことが出来ます。(※油性ペンの場合は除光液で。)何度でも描き直せるので、気負わずに♡

 

【できあがり♪】

 

 
そのままだとセロハンが剥がれやすいので、飾る際には必ず額装してください。100均のフレームでOK!額に入れると映えますよ〜キラキラ

 

【人物写真じゃなくてもOK!】

 

 
ウォーホルといえば、スープ缶を使った作品がとっても有名!人物以外の写真を使って作ってみても、すごく面白い作品になります。爆  笑
 
私は大好きなお醤油で作ってみましたよ。見慣れたはずのお醤油ボトルが、妙にカッコよく見えます。(笑)皆さんもぜひ、好きな食べ物の写真で試してみて下さい。新たな一面にドキッとすること間違いなしです!
 
【ウォーホル作品について】
 
没後35年が経ったウォーホルですが、今でも彼ならではのポップな作風は世界中で愛されています。実際に彼が用いていたのは「シルクスクリーン」という版画技法でしたが、今回の工作では、誰でもおうちで手軽に出来る方法で再現してみました。キラキラ
 
芸術高校に通っていた16才の春休み、なけなしの貯金をはたいて飛んだニューヨーク。MoMAニューヨーク近代美術館)の一室で、初めてウォーホル作品と対峙しました。実物は本で見るよりもずっと大きく、ずっと鮮やかで、他の作品を淘汰してしまうほどの存在感でした。当時、彼の作品からしばらく目を逸らすことが出来ず、ただただじーっとスープ缶の群れを眺めていたことを、今この醤油の作品を前にほほえましく思い返しています。
 
ちなみにウォーホル作品は、NGV(メルボルンの国立美術館)も所蔵していて、いつでも無料で見ることが出来るので、メルボルンにお住まいの方はぜひ足を運んでみて下さいね。ラブラブ