今日も南半球からこんにちは。コアラ
 
大忙しだった冬休みが終了しました!
学校休暇中は「ホリデーレッスン」を開催しています。ありがたいことに今回は先行予約で満席となり、一般の方への募集がかけられませんでした。アセアセ もし「参加したかった!」という方がいらっしゃいましたら、Eメール、またはインスタグラムまでDMください。次回、先行でご案内させて頂きます。(連絡先は文末に♪)
 
今日はそんなホリデーレッスンのお話です。ニコ
お天気の良い日はアトリエの壁一面を開放してレッスンするのですが、寒い冬の間は、大概の日はシャッターを閉めて暖かいヒーターの元で心地よいジャズを聴きながらぬくぬくと作業します♪ 

 

 
挑戦する工作は十人十色!(プライベートレッスンは好きな工作を選んで頂けます♪) 絵の具や水やボンド、おうちでは汚れが気になってハラハラ使う画材も、ここでは思い切り派手に使います!こぼしたって飛ばしたって、誰も気にしません。

小さなお子さんにとっては初めて使うであろう道具も沢山あるけれど、失敗を恐れずにとりあえず挑戦してもらいます。そして、たとえうまくいかなくても、二度三度と失敗を繰り返して、やっと上手にできた時にこぼれ落ちる子供たちの笑顔、プライスレス。キラキラ
初めてお会いするお子さんも多いですが、各々の作業の進め方を観察していると、お子さん達の人となりも何となく伺い知ることが出来ます。ニコニコ
 
とても静かで多くを語らないけれど、自分の中に確固たる意志をちゃんと持っていて、周りに流されずに「自分はこういう作品が作りたい!」と初志貫徹するお子さん。キラキラ 制作の過程で周囲から新しいアイデアを柔軟に取り入れて、最初の発想に捕らわれずに思いがけない素敵な作品に辿り着くお子さん。キラキラ 言葉で自分を表現することは苦手だけど、作品を通して驚くほど豊かな感情表現を見せてくれるお子さん。キラキラ
 
みんなそれぞれに違った素晴らしい可能性を秘めていて、私の目にはまぶしく映りました。おねがい
 

 

にじいろ工房では、必要に応じて様々なアドバイスや基本的なアートの知識を教えますが、「こうしなさい!」とか「それはダメ!」という決定的な言葉は決して使いません。子供たちの「やってみたい」気持ちや純粋な好奇心、そして探求心を、大人の概念で否定したくないからです。
 
 
 
結果、本人が「失敗した~」と思うこともあるかもしれません。けれど「失敗した」と思える事こそが大切な学びの経験なのだと思っています。だって人間は、成功よりも失敗から学ぶことの方がずっと多いですよね?
 
大人は知らず知らずのうちに、子供が失敗しないように、転ばないようにと誘導してしまうことがありますが、失敗するチャンス、転ぶチャンスを奪わないこともまた、子供の成長のためには重要だと感じています。
 
(↑今回いちばん人気だったキャンディー作り)
 
「失敗した~」と子供が言った時、にじいろ先生は「じゃあ〇〇を足してみる?」とか「それなら〇〇を使ってみる?」といった追加のアドバイスをします。失敗で終わってしまうのではなくて、そこからどんなふうに起死回生できるのか学んでほしいと思っているからです。

転ばない方法だけではなく、転んだ時にどうやったら起き上がれるのかを知っている人間は、より逞しく生きていくことができるはずです。
 
 
 
にじいろ工房はただのアート教室ですが、子供たちはアートを通して大人が思う以上に多くのことを学んでいます。その多くは、発想力、応用力、想像力、集中力といった、アートの枠を飛び越えたところにある「生きていくための基本の力」です。


 彼らが家に持ち帰る作品は、時には大人が求めるものとは違うものかもしれません。親御さんが求める作品と、子供たちが作りたいと思う作品は往々にして異なるものです。

そんな時にはまず、「上手か下手か」「好きか好きじゃないか」という判断基準を一度取り除いてみてください。その作品を作る過程で、子供がどんなことを考え、どんな工夫をして、なぜそれを選び、何を学び取ったのか、そこに想いを巡らせることが大切だと常々思います。ピンクハート

 

最後になりましたが、今回も沢山の「楽しい!」が詰まった笑顔と、思いがけないひらめき、素敵な作品の数々を見せてくれた子供たちに感謝です。次回ホリデーレッスンでは一体どんな出会いがあるのか、今からわくわくしています♪
 
 
【次回ホリデーレッスンに興味のある方はお気軽にご連絡くださいラブラブ
 
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