今日も南半球からこんにちは。コアラ
イースターの季節到来!イースターはメルボルンでは秋のイベントです。「芸術の秋」らしく、今日は色鮮やかなイースターエッグ制作をしました。ヒヨコ
 
 
イースターエッグには様々な作り方がありますが、今回はシェービングクリームを使った染色方法で作ってみました。なぜなら、小さい子はシェービングクリーム染めが大好きだから!この技法は、他にもいろいろな工作に用いられています。『にじいろ工房YouTube』でも以前紹介したので、気になる方は動画を見てみて下さいね。下矢印
 
 
小さい子供たちにとってはイースターエッグ作りは「おまけ」みたいなもので、実はこのシェービングクリームに色を混ぜ込む作業がいちばんのお楽しみポイントだったりします。てへぺろ ふわふわのクリーム、鮮やかな色、グルグル混ぜる作業、子供が大好きな要素が満載!キラキラ 色が混ざり合ってきれいなマーブル模様になっていく様子はまるで魔法のようです。
 
色遊びだけして、何も作らずに片付けてしまうこともあるくらいなんですが、それではクリームが少しもったいないので、今日は遊びついでにイースターエッグを作ることにしました。
 
 
できあがりはこんな感じ。イエローハーツ
期待していたような「くっきりマーブル模様」ではないのですが、淡い色合いがかえって芸術的で面白い仕上がりになりました。では早速作り方を見ていきましょう♪
 
【下準備】
卵の中身を取り出しておく。

 

 
①卵の上下にフォークなどで小さな穴をあける。
②下の穴に楊枝をいれて中をかき混ぜ、黄味をつぶしておく。
③上の穴から空気を吹き込んで中身を出す。(※殻に口をつけたくない場合はストローを使う)
 
面倒なステップのようですが、慣れると案外簡単です。
 

【材料】

 

 
※シェービングクリームはジェルタイプではなく必ず泡タイプを用意。
 
※卵は理想を言えば白色が良いです(色がキレイに出るため)。けれど私の住む地域ではなぜか茶色の卵しか売っておらず、今回は茶色の卵で作りました。えーん お店3つ巡りましたが、白色の卵は見つからず…!オーストラリアあるあるでしょうか?
 
※カップケーキティンが無ければ、小さめのタッパーを複数用意しても良いです。卵ごとに色分けする必要が無い場合は、大きなタッパーで一度にたくさんのエッグを作っても良いです。
 
【作り方】

 

 
①容器にシェービングクリームを入れる。
②スプーンでクリームを平らにならす。
③好きな色の食用色素をクリームの上に垂らし、竹串などでグルグル混ぜる。(色は濃い目がオススメ。)
④その上に卵を乗せて15分放置。
 
 
⑤15分経ったら卵をひっくり返してまた15分放置。
⑥卵を取り出して、キッチンペーパーなどでそっとクリームを取る。
 
【最大のポイント】
クリームを拭き取る時、ごしごしこすってしまうとまだ定着していない色が全部とれてしまいます。ガーン 優しく水分を吸い取るような感覚で泡を消していって下さい。その後、乾燥させると模様が定着します。

 

 
【卵の謎】
不思議なのですが、卵によって色が付きやすいものとそうでないものがありました。殻の成分の差なのかもしれません。色がつきにくいものは、何分置いておいてもペーパーで泡を拭き取ると無地に戻ってしまいました。ポーン 色によっても定着しやすさに差があるようで、青系は比較的染まり易かったです。もしうまくいかなかった時は、卵の種類や使う色などを変えてみてください。

【後片付け】
シェービングクリームは、元々水に流されることを想定して作られているので掃除がとても簡単!軽くキッチンペーパーで泡を拭き取り、あとは水で流すだけでピカピカです。
 
…というわけで、うまくいった人もそうでない人も、「色あそび」の工程は確実に楽しめる工作なので、春休み中に退屈してしまった時にはぜひお試しください。ピンクハート

 
【もう1つのイースターエッグアイデア】

ちなみに、更に簡単な「恐竜ゆで卵」もイースターにオススメ。下矢印
 
 
【作り方】
 
 
ゆで卵の殻にヒビを入れて、一晩食紅水につけておくだけです。翌日殻をむくと、びっくり仰天な模様になっていますよ♪科学実験としてもオススメです。もちろん、味はいたって普通のゆで卵ですのでご安心を。笑
 
それでは、たのしいイースターをお過ごしくださいね!ウインク