今日も南半球からこんにちは。
こちらでは、今日が今年度最後の登校日です。子供達は明日から長い夏休み! 親としては戦々恐々としていますが、毎日アートをしてなんとか乗り切っていこうと思います
さて。今日ご紹介するのは「洋風しめ縄」の作り方。 洋風のしめ縄は今時のモダンなおうちにも違和感なく馴染むのでオススメですよ~。
海外に住んでいても日本のお正月文化は大切にしたいと考えていますが、日本以外でしめ縄が手軽に購入できる国というのはほとんど無いと思います。手に入らないならいっそ作ってしまおう!と、この一か月いろいろ試行錯誤しました。
ところで、いざしめ縄を作ろうと思った時、おうちに藁や水引きなどの特別な材料が全て揃っているという方は一体どれくらい居るでしょうか? 「より身近な材料で気軽に作れる工作」を目指しているにじいろ工房のしめ縄作りには、藁も水引きも必要ありません
主な材料は、紙皿と麻ひも! 麻ひもには、しめ縄の藁に似た雰囲気があることに着目してみました。洋風なのに、どこかちゃんと和風感が漂う作品に仕上がります。そして一番目を引く華やかなお花飾りは、手作りのペーパーポンポン。小学生以上のお子さんならきっと上手に作ることが出来ますよ。
材料
【ペーパーポンポン】
お花紙(薄葉紙) 数枚
ホチキス(または輪ゴムやモール)
ハサミ
【リース】
紙皿
麻ひも(太めがオススメ)
セロテープ
ハサミ
【その他の材料】
ボンド(またはグルーガンや瞬間接着剤)
(お好みで)折り紙
常緑樹の枝や葉っぱなど
作り方
【1】まずはお花作り
① 約10cm×24cmの長方形に切ったお花紙を5枚用意します。サイズは大雑把で大丈夫。(色は1色でも数色混ぜてもOK!)
② 5枚の紙を重ねます。(数色使う場合は、花の中心に持ってきたい色を一番上に置きましょう。)
③~④ 縦向きに、蛇腹折りしていきます。
⑤ 蛇腹になった紙の中心をホチキスで留める。(輪ゴムやモールでくくって留めてもOK)
⑥~⑦ 紙の両端をハサミで切る。この時の切り方次第で花びらの形が決まります。丸く切るとバラっぽく、三角に切るとダリアっぽくなります。好みに合わせて切ってください。(写真は丸く切っています。)
⑧ 紙をちょうちょ型に開く。
⑨ 紙を一枚ずつ上に持ち上げていく。多少破れても問題ないので気にせず進めましょう。
⑩すべての紙を上に持ちあげたら出来上がり
【2】リースを作る
① 紙皿の中心にコップなどを置いて鉛筆で丸を書く。
② ハサミで丸を切り取り、ドーナツ型にする。
③ 麻ひもを巻いていく。巻き始めと巻き終わりはテープで留める。
④ できあがり。
【3】(やりたい人だけ)麻ひもリボンを作る
① 長方形の厚紙などに、麻ひもをグルグル巻きつける。
② 麻ひもの束を厚紙から取り外し、真ん中を別の麻ひもでくくってリボン型にする。
③ モールなどを使ってリースに取り付ける。
※この「麻ひもリボン」があると、しめ縄っぽさがグッとアップしますよ。
【4】飾り付けをする
さあ、いよいよ飾り付けです。
フラワーポンポン、麻ひもリボンの他に、折り紙で作った扇や紅白のひし形飾り、赤いラフィアのひも、ユーカリの枝(←オーストラリアっぽい!)など、「あると良いかな~」と思った物を適当に用意しました。皆さんそれぞれのお好みとセンスで、好きな物を用意してくださいね。ボンドやグルーガンなどを使って、自由にアレンジしながら貼り付けていきましょう!
子供にも手伝ってもらいながら完成です
完全に洋風にするよりも少し和風っぽさを残したかったので、あえて和の要素を取り入れた和洋折衷なしめ縄リースにしてみました。長いおうち時間、ぜひお子さんと一緒に世界に1つだけのオリジナルしめ縄を作ってみてくださいね。
ポイント
緑の枝は接着剤を使わず、麻ひも部分に差し込むだけにしてください。そうすることで色あせてきたら新しい枝に取り換えることができます。今年だけでなく、毎年新しい枝に取り換えてフレッシュな状態で飾れますよ。
ここに載せている工作の他にも、沢山の工作アイデアをインスタグラムにて紹介しています。おうち遊びのアイデアに困ったときは、ぜひ覗いてみて下さいね。
更新ペースは超ユックリですが、YouTubeで楽しい工作ワークショップ動画を配信中!どなたでもお気軽におうちでにじいろ工房の工作を体験して頂けます。「こんな工作やってみたい!」と思えるアイデアを厳選しているのでぜひ遊びに来てください♪