今日も南半球からこんにちは。
クリスマスまであと1ヶ月。
我が家では、毎年この時期にクッキーハウス (ジンジャーブレッドハウス)作りをします。「ヘクセンハウス」とも呼ばれていて、ドイツ語で「魔女の家」という意味だそうです。この可愛いお菓子の家のモデルは童話ヘンゼルとグレーテルが由来だと言われていて、欧米では昔からクリスマスの風物詩。
飾りのキャラクター達は、紙に印刷して、厚紙に貼り、チョキチョキ切ってデコレーションしています。ひと手間ですが仕上がりの世界観が数段アップします。
去年までは子供と一緒に1つの家を作ってましたが、今年からは子供用と自分用、2つの家を作ることにしました。というのも、「自分だけでまるまる1つ完成させたい!」という私の芸術家っぽい願望の為です。。。 子供たちと一緒に作ると、どうしても細かく口出ししたくなってしまうので、好きに作らせてあげるためにも今年からは別々です。笑
「プラモデル作ってるみたいで楽しい!」そうです。
つまみ食いしながらみんな夢中でやってました。そして子供たちが作ってる横で、子供以上に熱中してた私。 話しかけられても気づかないレベル。おそらく職人の顔になってました。
しみじみ思うんですが、大人が子供と一緒に夢中になって遊んでくれた姿って、子供にとってすごく記憶に残るし楽しさも2倍増しですよね。なので子供と物作りする時はいつもガチンコで挑むことにしてます。 自分の幼い頃を思い返してみても、親が本気で一緒に挑戦してくれた思い出は不思議と楽しい記憶として残っているものです。
でも一から作ってみたい人のために、念のためレシピを下に書いておきます。 海外レシピなので日本で手に入りにくい材料もありますが、代用できたり、スパイス等は無くても作れたりするので、ぜひ挑戦してみて下さい。
レシピ
(クッキーハウス一軒分)
【クッキー生地】
常温バター 125g
黒糖 100g
ゴールデンシロップ (または黒蜜、蜂蜜、モラセス、メープルシロップなど) 125ml
卵黄 1つ
小麦粉 375g
(お好みで)生姜すりおろし 大さじ1
あればミックススパイス 小さじ1
重曹 小さじ1
【アイシング】
粉砂糖 150g
卵白 Mサイズ1個分
【飾り】
グミやチョコレートなど
下準備
▶︎家の型紙を作っておくと作業が楽チンに。「ヘクセンハウス 型紙」で検索すると、印刷できるものが沢山でてきます。
▶︎オーブンを180℃で余熱しておく。
作り方
①バターと黒砂糖を混ぜる。そこにシロップ→卵黄→ふるった小麦粉と重曹→お好みで生姜→(スパイス)の順に加えて、その都度よく混ぜる。
②ひとまとめにした生地をラップで包んで冷蔵庫で30分寝かせる。
③ 軽くうち粉した台の上で生地を厚さ4mmほどに伸ばす。(生地が常温に戻るとベタつくので手早くやりましょう!) 家のパーツを切り出す。(型紙を作っておくと楽ちん!)
④ ベーキングシートを敷いた鉄板にのせて180度のオーブンで約10分焼く。
⑤アイシングを作る。柔らかめのツノが立つくらいの硬さに泡立てた卵白に粉砂糖を入れてさらにかき混ぜ、硬めのツノが立つくらいにする。絞り袋に移しておく。
⑥ クッキーが冷めたら、大きめのお皿やトレーの上で組み立ててみましょう♪ グミやチョコレートなど、飾りを色々用意しておくと楽しいですよ。
【おうちのその後】
我が家では、出来上がったおうちはクリスマスまで1ヶ月間ほど飾っておきます。腐ることはないですが、ホコリをかぶったりするので、食べるということは実はしません…‼️ ちょっともったいない気もしますが、役目を終えたら感謝してサヨナラします。「絶対に食べたい!」という場合は、衛生面に配慮してビニールなどをかけておくか、数日以内に食べることをオススメします。
…我が家、今回は2つ制作したので、子供達が作った方は早々に食べてみようと計画してます♪
今年は例年になくおうち時間の多いクリスマスですが、おうちで楽しめる工作アイデアはまだまだ沢山あります。 どうぞ皆様お体にお気をつけて、楽しい年末をお過ごし下さいませ