今日は私の不妊治療の話です。
 
今、不妊治療の再開を悩んでいて
 
本来であれば随分前に治療を再開したかったけれど
しばらくコロナの感染状況や医療提供体制をみていた
 
ですが
コロナの収束はまだまだ時間がかかりそうで先が見えない
 
 
そこでコロナウイルスの抗体検査をしてみることに
 
もし、抗体があった場合いつ感染していたかという不安は出るかもしれないけれど
不妊治療再開を考える上で参考にするため
抗体検査を受けてきた
 
 
検査自体は
指にパチンと短い針を刺して
血をスポイトで少量取り
検査キットに垂らし
線が出るのを待つというもの
結果がでるのは10-15分後
 
 
 
結果
新型コロナウイルスの抗体なし
 
 
先生の話では
受診した病院でも多くの方が毎日抗体検査を受けているそうですが
抗体のあった方は2人のみとのこと
 
 


抗体なし
 
良いのか
悪いのか
(いやいや良かった、良かった)
 
 
 
抗体があるからといって
コロナウイルスに再感染しないという事は分かっていないけれど
再度感染しても症状が軽い可能性がある
 
抗体があれば不妊治療を再開してもよいかもしれない
という考えだったが
抗体はないため
再検討する事にした
 
 
再流行時が怖い
 
新型コロナウイルスの現時点での治療薬は
妊娠中に使えないものが多い
 
 
もし妊娠できたとしても
コロナウイルスに感染してしまい
万が一重症化した場合の事を考えた場合を考えると
収束していない内に積極的に不妊治療する選択は
自分にとってよいのか
 
もう少し正直に書くと
こんな時期に不妊治療して
医療者なのに。。
と思われる事も怖いと思う部分も少しある
 
今の不妊治療を経験している私は
理解できるが
きっと経験していなかったら
この選択は理解し難い人もいるかもしれない
そして迷惑をかけるかもしれない
 
いやいやこの点は皆んなに理解してもらわなくてもよいかな・・
自分や家族がどうしたいかが大切
 
 
 
自然に妊娠する
不妊治療で医療の力をかりて妊娠する
 
どちらも妊娠するという点では同じ
けれど
不妊治療は多少制限される(延期を求められる)
日本生殖学会では5月18日の時点では

1)不妊治療(人工授精、体外受精・胚移植、生殖外科手術などの治療)の延期を選択肢として受け入れた患 者さんに対して、COVID-19 感染防御と感染拡大防止の対策を可能な限り施行した上で、以下の点に配慮し不 妊治療の再開を考慮してください。

2)感染の動向が都道府県や地域によって異なること、患者さんごとに背景や感染した場合のリスクが異なる 可能性があることなどから、不妊治療の種類と実施の可否についての選択は患者さんへの十分な説明と同意 のもとに医師と患者さんでよく相談して実施してください。

3)COVID-19 感染に対する医療供給体制などの社会状況にも配慮しながら、それぞれの状況に応じた適切 な医療を実施してください。

という通知がだされている

それ以前の通知では延期を求める内容だったけれど

現在は、社会状況に配慮しながら

再開を考慮する

相談して実施するというものになっている

 

この様な通知は
不妊治療される方、医療現場の事、日本のことを考えての事で、大切なことですね
 
 
 
ただ
通知を読むと更に迷う
 
早く赤ちゃんに会いたい
長い間待ち望んでいる身としては
時間をロスしたくない
コンディションが整い治療したいと思った時にしたい
 
 
葛藤。。
 
 
 
でも、書きながら
最流行していた時には考えられなかったけれど
今は検討することができている
不妊治療の再開を考えられるようになっている自分に気づけた
社会状況も今の時点ではよい方向に変化している
感染対策もされてきている
うん
この状況にまずは感謝しよう
 
 
 
安心して不妊治療をできる日が早くきますように
 
 
 
 
↓検査キット(Tに線が無いため陰性)