母乳をあげていると虫歯になるからやめたほうがいい
という話を聞いたことがある方がいるのではないでしょうか。
以前小児歯科医の先生の話を聞いた時のこと
最近の研究で虫歯の原因菌となるストレプトコッカス・ミュータンスは
母乳中の乳糖からはむし歯の原因となる酸は産生しないという報告がでています。
つまり母乳だけでは虫歯にならないということです。
離乳食と母乳が合わさり
長時間そのままになっていることで
はじめて虫歯になるのです。
授乳中に生じやすい虫歯は上の前歯です。
授乳中は前歯をしっかり磨いてあげてください。
ただそんな時間なく授乳しないといけない時もあると思います
そんな時
母乳をあげる前に歯の裏面をガーゼでゴシゴシぬぐうなどして
前歯の離乳食の汚れをとるのもお勧めです。
虫歯関連でもうひとつ。
赤ちゃんにちゅーを絶対してはいけない!!
と頑張っているお母さんに出会うことがあります。
そう、虫歯にしたくない一心でですよね。
(以下の文はその頑張りを否定している訳ではありません。)
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は出生直後には口腔内にはいません。
歯がはえはじまると養育者からやってきて口腔に定着します。
そのことから母子間で同じ食器をを使わない
口移しで食べさせないなど
唾液を介するスキンシップを禁止する指導が一部で行われています。
しかし、日本人の児のミュータンス菌のタイプはを調べた結果、30−60%が母親由来、その他一致しないものは水平感染であるとの報告があるとのこと。
つまり母親の菌が原因でないことが40−70%あるのです。
そのため
母親との食器の共同使用やスキンシップの禁止が強調されるのは適切ではないとのこと。
母親がめをひからせて頑張らなくても大丈夫
ちゅーちゅーしても
ほっぺをつけてむぎゅーっとはぐしても大丈夫
お母さんが感じたままスキンシップを楽しんでください。
あとは
歯が生えてきてから
虫歯の予防です
歯を磨くタイミングは
1日1回(24時間のうちに1回)
唾液の減る夜間は虫歯が進む時刻のため夕食後の機嫌のよい時に歯磨きがお勧め
といっても4歳までは歯磨きの仕上げはプロレス(抵抗して暴れるから抑えながら歯磨きする)
になることもあるらしい。。
確かに知り合いの子は一時期歯磨きする時
1−3歳の時はほぼ毎日プロレスだった
それでも仕上げ磨きはしっかりすることは長い目でみると大切だという
プロレスしていた子は今
5歳になり、虫歯なく
歯磨きを自分でして自ら大人のもとに仕上げ磨きにきています。
色々工夫しつつも
その時はプロレスになっていても大丈夫ですね。
今週も素敵な1週間となりますように✨
虫歯の話ですがチョコレートの写真を♡
チョコレート食べたあとは歯磨き♪(笑)
レダラッハのフレッシュチョコレート
スイスチョコレートで少し甘めのため少量で満足できる
フレッシュなフルーツやナッツがごろごろ入っていて
チョコレートとのコンビネーションが最高。
三越銀座でも購入できますし、この時期は百貨店の催事でも購入できます✨