しばらく妊活をお休みして

夫婦の時間を楽しみ

 

そして

話し合い今回自然周期の体外受精にトライすることにした

 

そして一つだけ採卵した

 

 

 

 

けれども

 

空包だったのか

受精しなかったのか

分割できなかったのか

 

 

病院より

採卵翌日にメールで

培養できる胚がありませんでしたので

移植はキャンセルとなります

ときた

 

 

 

うーん

辛い

 

 

どうしてなんだろう

 

 

原因はわからない

 

 

そこがまた苦しい

 

 

 

 

こんな時

頭の中でお葬式をする事にした

 

 

オリジナルのお経を読み

お焼香し

気持ちを述べ

棺にお花を添え

埋葬する

 

 

私にとってはそれだけの

心身のダメージだから 

 

 

少しでも成仏できるようにしている

 

 

 

 

もう何度もお別れしてきた

その子たち(卵子や受精卵)にも

時々こころの中でお花を添えている

 

 

 

そして

それから

夫と悲しみを分かち合いながら

お酒を美味しく飲む

(今回はまだできていないけれど、前回は2人でお洒落なバーに行った)

 

 

 

さらには

同じような経験をしている友人に

悲しみを隠さず伝えている

 

 

 

悲しむのも

前を向くのも

後ろを向くのも

拗ねるのも

成仏させるのも

この時間の過ごし方は

 

 

私の自由

 

 

わたしの

心の向くままにこの時間を過ごしていこうと思う

 

 

 

 

 

 

妊娠って本当に奇跡なんだよな

 

 

できれば

こんな経験せずに

さっと妊娠し出産したかった

 

 

そんな人を羨ましく思う自分がいる

 

 

そんな自分も抑え込まず

ただ認めてあげている

 

 

 

妊娠、出産は

奇跡ということを知らず

当たり前のこととして

生活することは

とても幸せなことだと思う

 

でも

私は色んな経験をすることになり(自分が治療を選択したというのもある)

妊娠出産って

奇跡なんだなということ

身をもって再確認しているのかな

 

 

 

そう思えば

少しは気持ちも楽になったりする

 

 

 

 

そして

 

 

きっと

子どもができても

子どもができなくても

どんな道でも私は幸せなのだ

 

それは

間違いのない事実

 

 

 

 

 

 

 

ということにしよう

 

 

 

 

 

卵ちゃん

さよなら。乾杯