50代になって、ふと思うことがあります。

「私って、何なんだろう?」

母親としての私。
妻としての私。
娘としての私。
職場で働く私。

毎日、そのとき必要な「私」になって過ごしている。

家では家族のことを考えて、
仕事に行けば周りに気を配って、
何かあれば自分のことより先に誰かのことを優先する。

それが嫌だったわけではありません。

むしろ、それが当たり前だったし、
「ちゃんとやらなくちゃ」と思って生きてきました。

でも50代になって、

子どもが大きくなったり、
親との関係が変わったり、
仕事もこのままでいいのかな、と考えたり。

少しずつ、自分を取り巻くものが変わってきます。

そんな時、ふと出てくるのが、

「じゃあ、私は?」

という問い。

母親でもなく、
妻でもなく、
娘でもなく、
職場での役割でもない。

ただの「私」。

そう言われると、意外と分からない。

「これから何がしたい?」

と聞かれても、すぐには答えが出ない。

長い間、自分より先に誰かのことを考えるのが普通だったから。

自分のことなのに、
自分の気持ちが一番分からなくなっている。

そんなこと、ありませんか?

私も、

「これからどうしたらいいんだろう」

「何か始めたほうがいいのかな」

と思うことがあります。

でも数秘を知ってからは、

すぐに答えを出そうとする前に、

「今の私は、人生のどんな時期にいるんだろう」

と見るようになりました。

今は動く時期なのか。

整える時期なのか。

新しいことを始める時なのか。

それとも、何かを手放して
次へ進む準備をする時なのか。

数秘には、人生の流れを見る9年周期があります。

同じ自分でも、
ずっと同じ流れの中にいるわけではありません。

前は頑張れたのに、
今はなぜか動けない。

何か変えたいのに、
何をしたらいいのか分からない。

そんな時、

「私ってダメなのかな」

と思ってしまうこともあります。

でも、もしかしたら、

今までとは違う流れの中にいるだけなのかもしれません。

人生にも季節があるように、

進む時もあれば、
整える時もある。

始める時もあれば、
終わらせる時もある。

そう思えると、

焦って答えを出さなくてもいいのかな、と少し思えます。

50代。

いろんな役割を担ってきたからこそ、

これからは少し、

「私は今、どこにいるんだろう」

と、自分の人生の流れを見てみる。

数秘は、

未来を決めるものではなく、

今の自分がどこにいるのかを知るための
ひとつの道しるべ。

私は、そんなふうに感じています。