こんにちわ。

 

~虹の丘~rinoです。

 

ブログをご覧下さりありがとうございます。

 

 

先日、以前からちょっと気になっていた

古代エジプト展に行ってきました。

 

国立ベルリン・エジプト博物館の

選りすぐりの展示物が出展されているとの事。

 

一年前に、都内の江戸東京博物館で

開催されていて、

 

その後、会場が変わり、

今は1月16日まで東京富士美術館にて

開催しています。

 


全体的な感想としては、

 

思っていた以上に展示物が多く、

見ごたえがありましたルンルン

 

その数、約130点。

 

 

展示物の写真は撮り放題カメラ

かなり良心的乙女のトキメキ

 


たくさん撮影しましたが、

ブログに載せれる枚数15枚までと

制限があるので、

 

私は動物の像をメインに

ピックアップしてみましたスター

 

 

展示会の説明を引用しながら、

お粗末ではありますが、

 

ちょっとした私のコメントも

入れてご紹介させて頂きます。


 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

 

古代エジプトでは、身近な自然環境の中に

神性が宿ると信じられ、

 

人間の力をはるかに凌ぐ能力を有する

存在は神としてみなされていたようです。

 

空を飛ぶことのできる鳥、

 

人間を死に至らすほどの

力のある獰猛なライオンやワニ、

 

猛毒をもつコブラやサソリは

人間に危害を加える為、

恐れを抱く存在だったようです。

 

そうしたことから、

神々の種類は多様性で、自然以外にも、

犬、猫、羊、牛、ヒヒなどの哺乳類や

爬虫類、両生類、鳥類、昆虫や魚類、植物など

様々な八百万の神々が存在していた。

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…

 

 

最初に出迎えてくれたのは、

アヌビス神。

 

紀元前1550年頃。

 

冥界の神として、

死者の身体をミイラ化したり、

あの世への道を開く役割を担っていた。

 

 
 
 
 
可愛らしい猫ちゃんの姿をした
バステト女神猫

紀元前610~595年頃の
ネコ2世の治世。

猫は古代エジプトで
初めて家畜化された動物だそうです。

ライオンの頭を持つ戦いの女神、
セクメト女神と同様に戦闘の好きの
女神として見なされていたが、

後に癒しの女神として、
人々を病気や悪霊から守護したり、
豊穣の女神として人気があったそうですラブラブ
 
 
 ネコ2世の治世って何だか興味深い
 

 

 

ライオン頭の神、マヘス。

前330年頃。

 

破壊神、闘い好きの女神、セクメト女神の

息子で殺戮、大虐殺の主。

 

怒りに満ちていて、顔が怖い驚き

日本でいう、閻魔大魔王のようですね魂

 

 
 

星空を思わせる幻想的な空間に
浮かび上がる、エジプト神話最強の
破壊の女神。
 
セクメト女神像。
前1380年頃。
 
威厳がありますね!
人間界を伝染病で破壊させ、死に至らしめるガーン

上記の大虐殺の主、マヘスの母親。
親子そろって、やはりライオン頭しし座
 
 
 
 
 
前1450年頃に古代エジプトを治めていた
女王のスフィンクス像。
 
こちらは、上記の2神とは逆で
頭は人間、体はライオン。
 
人間の頭を持つライオンの姿で表現された
女王像は、自分自身を神として表現していた。
 
 
 
 
 
前1350年頃の古代エジプトを
治めていたアメンヘテプ王と、
礼拝するヒヒの姿をしたトト神の像。
 
この世界が誕生する前、
この世は天も地もなく、
 
混沌した暗闇の海だけが存在していた。
 
そこに創造神(太陽神)が出現し、
天地創造の為の神々を誕生させ、
それによって宇宙秩序が定められたそうです。
 
トト神は「創造神」の1柱でもあり、
動物の姿で表現されている。
 
ヒヒは智慧の神トトを象徴していて、
 
王に宇宙秩序を守る責任を与え、
その行動をサポートしていた。
 
 
 
 
その智慧の神、トト神はヒヒ以外にも、
トキの姿としても現れていた。
 
 
トキの姿をしたトト神と2匹のヒヒと
マアト女神を伴う祠堂
 
 
 
 
全長4メートルほどある
タレメチュエンバステトの「死者の書」。
 
長過ぎて全体を写真に収められず、
一部のみアセアセ
 
死後に必要な知識を
呪文と挿絵により示したもの。
 
死者が危険を逃れ、
来世でも生命が続くようにと、
 
神々に懇願する際に
役立つものとされていた。
 
冥界の神、アヌビスに正義の広間に導かれ、
死者の審判が行われる。
 
 
 
 
 
古代エジプト人は、
考えたり思ったりする器官は脳でなく、
心臓だと考えていたそうです。
 
 
人間の頭のついたハート・スカベラ
 
死者のミイラ製作の際、
心臓の代わりに置かれた。
 
 
 
 
ミイラ化する際に、取り除いた内臓を
納めた容器。
 
4つの容器には各臓器を守護する
意味合いがあったようです。
 
左からハヤブサの容器は、腸
山犬神は、胃
ヒヒは、肺
人頭は、肝臓を守護していた。
 
 
 
 
 
背中にミイラを載せて運ぶワニ🐊
 
人を襲う獰猛な存在だけでなく、
ワニはオシリス神を助ける者として
考えられていたようです。
 
ワニの神性さを象徴しているようですね。
 
 
 
4匹の子猫と横たわる母猫
前664年頃。
 
今と変わらない猫の母性愛ピンクハート
遥かな時を超えても猫のゴロゴロ♪が
聞こえてきそう。
 
癒されますあしあと
 
 
 
 
前1351年頃の王女の頭部。
 
エジプト美術の傑作した彫刻の1つだそうで
当時の理想的な顔の形だそうです。
 
綺麗ですねまじかるクラウン
オリエンタルな美女を思わせます。
 
 
 
 
 
この美術展の表紙を飾るミイラのマスク
豪華でとても美しかった。
 
マスクの下の方には、
アヌビスやトキが描かれています。
 
 
 
 
 
人型棺。外棺と内棺があり、
写真は外棺。
 
かなり大きく、180cmくらいは
あったように見えました。
 
棺の中には、死者を守護する
呪文のような文字が描かれています。
 
 
 
 
以上、15点、ご案内はここで終わりですニコニコ
 
これまで漠然と捉えていた
古代エジプトの世界が、
 
より身近に感じることのできた、
とても有意義な時間でした。
 

紀元前4500年頃、
ナイル川流域に定住し始めた
古代エジプト人。
 
前3000年頃、ひとりの王によって
統一王朝が成立したそう。
 
今は西暦2022年、紀元前4500年といえば、
キリストが誕生するよりも、
もっと遥か昔の時代。
 
気の遠くなるような太古の昔に
こうした文明が栄えていた頃の展示物に
囲まれながら、

薄暗い空間にライトアップされた
浮かび上がる展示物をボンヤリ眺めていると、

すっかり日常を忘れて、
意識は非日常に。

神秘的な時間を堪能することができましたキラキラ


そして、こんなにも古代エジプト人達は
動物達や自然を敬っていたのですね。
 
ここでは書ききれなかった
死後の審判も面白かったです。
 
棺に収まった死者は、
埋葬物に書かれた呪文により、
 
人の頭を持つ鳥の姿に変身して
冥界の入口に飛んでいくとか…あんぐり
 
ギリシャ神話もそうですが、
常に人と動物が融合している世界。

それだけ古代エジプト人は
動物達の神性さを認め、崇め、
大切に関わっていたということ。
 
時代が変わっても、
私達は生かされているということに感謝し、
自然や動物に敬意を払うことを
忘れてはいけない、
 
そんなことを思わせてくれました。
 
 
たまには、こんな非日常な空間を
ゆっくり味わうのもいいですね笑
 

長文にお付き合い下さいまして
ありがとうございましたクローバー

 


 
 
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