やかんのお湯を沸かすための焚き火準備です。
いつもの時計型薪ストーブでお汁粉を温め、お餅を焼いて。
この日の麦踏みワークショップ講師のお二人。
左から、ながい順子さん、こぐれあけみさん
お二人とも、「カドベヤで過ごす火曜日」に長く関わっている方で、大野一雄さんという大変著名な舞踏家のダンスカンパニーでコンテンポラリーダンスなどを学ばれていた方々です。
まずは、白菜やネギの収穫から始めました。
ひとしきり、いろいろな作業をした後は、熱々のお汁粉と焼き餅であったまりまーす。にっこり
紅白のお餅
今年初めての日曜活動
たくさんの参加者さんが来てくれました。
畑の長ネギも焼いて、醤油をジュッと
甘いのと、しょっぱいのと〜
そしていよいよ麦畑に行って、麦踏みです。
良い感じに土は乾いて、しっとりと踏み心地も良かったです。
広大!!
そしてワークショップがスタート。
それぞれピクニックシートをそっと敷いて、仰向けに寝そべりました。なんとも気持ちが良い!
大地に身を預けると、不思議と気持ちが鎮まって、何も考えない「無」の状態に。
視界いっぱいに真っ青な空。
次はうつ伏せに、大地を抱きしめる格好で。
講師のこぐれさんが、「自分の意識を地球の深いところまで持っていって、どこまで行けるか。つながってみましょう」と。
私は、意識がせいぜい深さ10mくらい?しか到達しない感じがして、その先は何か分からない畏怖の念みたいなのを抱き、「自分ってこんなもんなんだなー」と思いました。
地球の大きさ、人間の小ささを感じつつ、大地の包容力に身を任せて眠りに落ちていく感じ、、
ああ、なんとも、気持ち良かったです〜〜
皆さんも、シーンと静まり返って、静謐な時間が流れていました。聴こえるのは鳥の声や風の音。
何もせずに「ただ、いる」って貴重な時間なんだなーと体感しました。
その後、ゆっくりと起き上がり、順子さんによる太陽の光を、身体に満遍なく当てさせようというワークショップが始まりました。
声掛けに合わせて、いろんなポーズをとりながら、陽の光を感じ取ります。
耳の裏や足の裏、鼻の中にも光を入れよう、といろんなポーズをしたり、はぁっと息を吐き出したり。
順子さんのポーズ
さすが、ダンサーさん
最後は、みんなで輪になり、ドコドコドコと足を踏みしめながら真ん中に集まって〜〜
わぁっ!!!と手のひらを空に向けて、バンザイしてエンディング。
虹色畑クラブで繋がった皆さんと、わーい!と気持ちが一つになったような嬉しさもありました
わーい!
ゴルフネットの先には、真っ白な富士山も、くっきりと見えていました。
今年は、年始から大変な災害やニュースの連続で、心を痛めたり、気持ちが重くなっていた中、広い空と広い麦畑で伸び伸びと、心も身体も開放することができました。
参加した皆さんのお顔が、パッと明るく生き生きとされていたのも印象的でした。
空も、身も心も、晴れ晴れ!
帰りのバスの関係で、とても短い時間だったのですが、五感を研ぎ澄まさせて、今、自分の身体が何を感じているのかに注目した時間はとても貴重な体験でした。
とにかく、気持ちが良かった
こぐれさん、順子さん、ありがとうございました