今日は月曜作業日で、赤玉ねぎを全て収穫しました。
スタッフ以外に二人のメンバーさんがお手伝いくださいました爆笑


このカゴで6つも!100個以上あります。
乾燥させて保存します。


立派なニンニクも収穫できました!

キュウリの初物ですニコニコ

作業時間の後、少し一人で畑に残って水やりをしていたら、何かと相談に乗っていただいたり、作業のお手伝いをしていただいたこともある方が畑にお立ち寄りくださいました。

最近の川崎登戸の事件以降、誘発されたかのように様々な事件が起きていること、元事務次官の息子が引きこもりであったことなどについてのお話があり、その報道内容や引きこもり関係の団体の見解や声明をご自身でまとめた資料をくださいました。

ネット社会になり、事件が事細かに大きく報道されてしまうことの危険を、とても案じていらっしゃいました。

私も同感です。
ここ最近の事件はとても痛ましく、中高年の引きこもりの人とその家族の深刻な状況が表出されており、影響されて同じような事件が繰り返されてしまう恐れがあります。

被害者の方やご遺族の悲しみとやるせなさは、筆舌に尽くしがたいものであると思います。
起こってはいけないことです。

そして「死ぬなら一人で…」といった声や、その賛否についての論争。

まずは死んではいけない。
自分や他人を死に追いやることを選んでしまってはいけない。
と思います。

でも、家にも世の中にも居場所がなく、蔑まれ孤立して地獄の苦しみが続き、絶望と自暴自棄の行き着く先は。

やはり人は、一人では生きていけない。
人に、社会に、必要とされることの重要さ。

生きていてもいいんだよ、と今の社会ではなかなか思えない。

資料をくださった方は、
「こういった時代に、虹色畑クラブの活動は大切で素晴らしいものだから、これからもぜひ頑張ってもらいたいです。」
と、ご寄付も手渡してくださいました。

そのお気持ちに感じ入ると共に、心の深いところで何かを受け取らせていただきました。

そして最近の報道を見て思うのは、引きこもりに対する偏見が広まってほしくない。ということです。

職場の利用者である引きこもりの若者達は、むしろ皆、一般社会の人達以上に良識的で常識を重んじ、真面目で心優しい子達ばかりです。

そして、よく言われる「傷つきやすい。」という言葉には、私は強い抵抗感があります。

いじめや虐待の経験、発達障害や精神疾患を持ちながら、傷つきながらも懸命に生きているサバイバーです。
それは、ものすごいことです。

それなのに、傷つけられてきた本人が自責の念に駆られている。
そんな救いのない世界に身を置いている人達がたくさんいる。
かつて私もそうでした。

ひっきりなしに彼らと自分達を傷つけ、追い詰める社会を、もう、なんとかしないといけないです。

この小さな活動に何が出来るというものではないですが、
「ただ外に出て陽の光を浴びること、土に、野菜の成長に触れることは、自然界の一員である人間本来の『生きる喜び』を思い出させてくれるはず。」
と私は信じています。

もっと言えば、
「日本人は農耕民族に戻ったらいいのに」
と半ば本気で思っています。

私が好きな寺山修司は「書を捨てよ、町に出よう」という本を書きましたが、私は

思い込みを捨てよ、畑に出よう!

と言いたいです。

外に出よう!
ほら、こんな空が広がっているよ!!



カエル月の作業予定日

 

時間は朝10時~14時の間でお好きな時間にお越しください。

この時間帯で短時間でもOKですちょうちょ


5月30日(木)


6月 6日(木)

6月13日(木)

6月20日(木)

6月27日(木)

 

クローバーその他、月曜10〜12時はスタッフ中心の作業日です。ボランティアでお手伝いいただける方がいらしたらご連絡ください。

 

お問い合わせ・参加のご連絡はこちらまでよろしくお願い致します。

hatake.club2016@gmail.com



虹第25回  農業体験イベント 
    ジャガイモ掘り

クローバー日時: 令和!元年6月9 日(日)

              11:15〜13:00

 

   雨天順延 令和元年6月16日(日)

              11:15〜13:00

 

クローバー参加費: お一人    500円 


詳細はこちら