5月2日(木)、高知市の高知県自治会館にて、第5回地方議員ゆずの会の会合がありました。
今回は2部構成。
1つは、県議会議員さんとの話し合い。
高知県議会は議員が37名、会派が6つあって、全体とはとてもたいへんなので、各会派ごとの協議ということとなりまして、今回が開催。
2つは、県の総合企画部の政策企画課の太田さんからの「高知県元気な未来創造戦略」についての協議
の2つを行いました。
今回は高知県議会議員の各会派ごとにということで、まず最初に日本共産党の会派から、細木議員、はた議員、塚地議員の3名が来てくれました。
高知県では、平成27年に策定した「高知県まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、人口減少対策や、地産外商や子育て支援といった取り組みを進めてきましたが、若者の人口、特に女性の若年人口が減少し続けており、さらに令和4年の出生数が統計開始以来最少となるなど、若年層を中心とした人口の減少に歯止めがかからない状況です。
これらが要因となり、婚姻件数や出生数の減少を加速させ、さらなる若年人口の減少を招くという負の連鎖が生まれてます。
この状況から脱却するために、若年人口の減少をできるだけ早期に食い止め、持続可能な人口構造へ転換していかなければなりません。
そのため、「高知県まち・ひと・しごと創生総合戦略」を全面的に改定し、4、5年後までに若年人口の減少傾向に歯止めをかけ、概ね10年後には現在の水準まで回復させることを目指して、本県の人口減少対策のマスタープランとなる「高知県元気な未来創造戦略」を策定しました。
高知県元気な未来創造戦略は、
①仕事をつくり、若者定着
②結婚の希望をかなえる
③子どもを産み、育てたい希望をかなえる
と3つの政策を基本に、数値や目標を定めて、そこへ向かって県と市町村が手を取り合って、課題解決へと取り組んでいくモノです。
これらをかなえるには、並々ならぬ努力がいるとは思います。
既存の考え方からの脱却や、新しい挑戦ややり方の導入も必要と思いますし、各業界や業種の連携も不可欠です。
この未来戦略が100%機能したとしても、まだまだ課題解決が去れる訳でもないとも思いますが、我々はひるむことなく前進を続けていく、過去や古き事から学び、新しい提案をし続けていかないかんことと思います。
その一つに、「デジタル化」も必要不可欠とも思います。
産業、教育、福祉、医療、あらゆる場面でデジタル化も必要とされてきますし、それを使いこなす学びや知識も必須整備をしていかなければ、山積する課題解決になっていかないと思います。
高知県元気な未来創造戦略のことは高知県庁のHPにも詳細がありますので、ご一読くだされば幸いです。
高知県元気な未来創造戦略の全体像(高知県HPより)
https://www.pref.kochi.lg.jp/doc/2024040400130/file_contents/file_2024444115643_1.pdf
太田さん、お忙しいところ、未来創造戦略のご説明ありがとうございました。
有意義な時間となりました。今後ともまたよろしくお願いします。
最後に、今回のゆずの会の活動報告を動画にしてもらいました。
ありがとうございます。ぜひ一度見てみてください。