鳴りがイイだけではダメ。 良いギターの4要素 | 新岡ギター教室WEBのブログ

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浜松在住のギター講師ですが,ギターオタクが高じてAyersギターとSKYSONICピックアップの日本総代理店になりました。いつもいい音を追いかけています。

昨年の日本楽器フェアでテイラーのマスタービルダーであるアンディ・パワーズはギターを判断する4要素を教えてくれました。
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1 ボリューム 音量
2 遠達性
3 サスティーン 余韻
4 バランス

良くギター談義をすると「これは鳴りがイイ」という話になります。音量だけなら中国とベトナムのギターはかなりのものです。

またサスティーンを求めると音量が下がって行く傾向があります。

遠達性というのはクラシックギターの世界ではそういうコンテストみたいな実験をしますよね。

この中にハーモニーが入っていないのは恐らく彼らにとってハーモニーがキレイでないギターが論外だからだと思います。それは大前提でしょうね。そのあと4要素ですね。

ブレイスのどの部分が音にどう影響するのか?は私の今のオタク研究の対象ですね。

このギターは鳴るね〜だけでは良いギターとは言えないのでした。

その前にギター本来の音を出す必要がありますね。ナットサドルジグは必需品。